中国進出を本格化させる仏カルフール

2004年4月号
カテゴリ: 国際 経済・ビジネス

 フランスの流通最大手カルフールが中国市場に本格的に照準を合わせ始めている。今年一―四月期だけでも八店のハイパーマーケット「カルフール」を開店。また昨年に投入したハードディスカウント(格安量販店)「ディア」については、今後四年間で北京や上海を中心に計六百店の出店を予定している。三月中にはスーパーマーケット「シャンピオン」の一号店をオープン。アジア地域で初めてハイパー、ハードディスカウントにスーパーを加えた三段構成の戦略を始めることになる。 大規模な出店攻勢をかける「ディア」は、PB(プライベートブランド)商品を中心に青果や牛乳といった食品から洗剤など非食品まで格安商品を集めたチェーン店。フランスのほか、スペインなど世界八カ国で展開している。中国市場での展開にあたっては、中国スーパー最大手の聯華超市と提携し、『上海ディア流通聯華』を創立。販売価格はハイパーよりも平均一〇%割安と、安さで勝負する商法で「鋭い価格感覚を持った中国の消費者にぴったり」(同社広報)としている。

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