「超音速巡航ミサイル」を印露が共同開発

2004年7月号
カテゴリ: 国際

 このところイスラエルなどとの提携が目立つインド軍が、ロシアとの関係も深めている。インド空軍は、来年早々にも超音速の巡航ミサイルを配備する見通しだ。「ブラモス」と呼ばれるこのミサイルは、スホイ30戦闘機に搭載される。ロシア製の巡航ミサイルを改造したもので、インドの軍開発研究機関とロシアのNPO(非営利組織)マシノストロイェーニャとが共同開発したという。それにちなんで、名称は、インドの大河ブラマプトラとモスクワ川から採られている。 射程は二百八十キロで、対地、対艦、対空のいずれにも使用が可能だ。全長六・九メートル、重量三トンで、二段式になっており、固形燃料の推進ブースターと液体燃料のラムジェットエンジンを有する。この推進システムの開発はロシアが担当し、インド側はコンピューターによる誘導システムを設計した。 発射試験は昨年十月、ベンガル湾に面するインド東部オリッサ州の海岸で行なわれ、音速の二倍(マッハ2)を超える巡航速度を記録した。実戦配備されれば、インド空軍の攻撃力がまた大きく増強されることになる。

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