資源高が呼び込む総合商社「二強体制」

銅やコークスやガスのおかげで、総合商社が「史上最高益」を続々と塗り替えた。有卦に入った業界だが、その先に待つのは「寡占化」だ。「冬の時代」を言われた商社の復権が著しい。今年三月期の決算では、三菱商事が商社史上初めて純利益が一千億円を突破したほか、三井物産、住友商事、丸紅の三社も史上最高益を塗り替えた。伊藤忠商事は不動産の大幅な減損で最終損益こそ赤字だったものの、営業利益など「本業の稼ぐ力」を示す指標は高水準を達成している。同社の丹羽宇一郎社長は「今年度は利益、配当、社員給与の三つで過去最高を更新するトリプルベストをめざす」と宣言する。

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