朝鮮労働党代表者会準備委員会は9月21日早朝、朝鮮労働党代表者会を9月28日に平壌で開催すると発表した。 しかし、党政治局が6月23日付決定で「9月上旬」とした開催時期が遅れた理由については言及しなかった。 状況を総合的に見れば、北朝鮮は当初、9月7日の代表者会開催を目指したとみられる。しかし、地方からの代表を平壌に留め置いたまま日が過ぎ、「9月上旬」という言葉を最大限に解釈した15日になっても開催されなかった。韓国のNGOの情報では、このころ地方代表をいったん地元へ帰らせたとみられる。 北朝鮮の公式メディアは開催延期について何の言及もしていないが、平壌在住の国際機関には水害とその復旧のためという説明がなされたようだ。
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