国際
|国際関係全般
高止まり原油価格に「逆オイルショック」の懸念
ペルシャ湾の唯一の出入り口であるホルムズ海峡。湾内のサウジアラビア、イラク、イランなど湾岸諸国には世界の原油埋蔵量の6割があるとされ、ホルムズ海峡を通って出荷される原油も世界の原油生産量の5分の1に…

国際論壇レビュー 「資本主義と民主主義の和解」「新たな公共部門」
全く対照的な2人の指導者の死をほぼ同時に見て、2011年は終わった。金正日(12月17日死去)とヴァツラフ・ハベル(同18日死去)。一方は全体主義の悪夢の象徴であり、他方はその悪夢との戦いの象徴であ…
堕ちゆく世界の迷走(16) 波乱の年を締めくくる金正日死去とイラン核開発
波乱の年の瀬にふさわしいニュースだった。北朝鮮は12月19日、金正日総書記が17日に死去したと発表した。彼が率いる北朝鮮が行なってきた犯罪行為については、改めて縷説するまでもあるまい。金王朝は正恩に…

国際論壇レビュー オバマ・ドクトリンで動き出す「太平洋国家アメリカ」の行方
これを「オバマ・ドクトリン」と呼ぶことになるのだろうか。アメリカが「太平洋国家」として明確に位置づけられた。ホノルルでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にはじまり、インドネシア・バリ島で…

饗宴外交の舞台裏(162) 「旋風」を巻き起こしたブータン国王夫妻の来日
近年、来日した国賓でブータンのワンチュク国王(31)とジェツン・ペマ王妃(21)ほど注目されたカップルはいないだろう。両国の外交関係樹立25周年という節目で、国王と王妃は1カ月前に結婚したばかり。1…

「ミャンマーの春」は本物か
ミャンマーで起きている民主化への動きは、さらに拡大を続けている。11月中旬にインドネシア・バリ島で行なわれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の一連の首脳会議で、ミャンマーは2014年のASEAN…

堕ちゆく世界の迷走(15) パリは燃えているか?――欧米を包む「崩壊感覚」
ナポレオン戦争後の欧州秩序を協議した1814年から15年にかけてのウィーン会議は、小田原評定の典型である。この会議の舞台裏で演じられたロシア皇帝・アレクサンドル1世とウィーンの街娘の夢のような逢引を…

国際論壇レビュー 深刻化する「中国のサイバー攻撃」とその先にある「新しい戦争」
2017年6月。中国の軍事侵攻の危機にさらされる台湾。米空母戦闘群が防衛に向かった。その時、北米大陸の送電線網に異常が生じ、大停電が起きる。中国国家主席はホットラインで結ばれた米大統領に対し、「さら…
堕ちゆく世界の迷走(14) 一難去ってまた一難、日本にもおよぶグローバル危機の洪水
欧州債務危機がじわりアジア景気をむしばみ、タイの大洪水が震災に次ぐサプライチェーン(部品供給網)危機をもたらす。米国がなけなしの金融追加緩和を模索することによるドル安は、粘着的な円高の長期化を招く。…

「ウォール街占領デモ」はティーパーティーを超えるか
[ニューヨーク発]シティグループ、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスといった金融の世界的超大手企業の本社がひしめくマンハッタンのビジネス街の谷間に陣取っていたのは、多くの学生や失業者だった。…

TPPで日本が韓国に抜かれる日
米国オバマ政権と韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権の通商当局が、あるシナリオをめぐり水面下で対話を続けている。両者が念頭に置くのは、11月半ばにハワイ・ホノルルで開かれるアジア太平洋経済協力会議(A…

国際論壇レビュー 9.11から10年――あの日から世界はどう変わったか
9.11テロから10年。ニューヨークは「あの日」と同じように晴れわたった。崩れ落ちた世界貿易センタービルの跡地「グラウンド・ゼロ」。そこで行なわれた犠牲者追悼式典には、オバマ大統領とブッシュ前大統領…

出現した「Gゼロ」という機能不全の世界
世界は金融危機を挟んで様変わりしてしまった。金融危機の本質をどう見るか。単なるリセッションでも金融システムの大激震でもない。恐らく後世、歴史家はこの金融危機を振り返り、時代を画する分水嶺と見るに違い…

国際論壇レビュー 「3流の政治」で世界からこぼれ落ちる日本
もういい加減にしてほしい! と怒鳴りたくなるほどだ。この国の政治と政治家たちは、3流どころか、4流、5流だ。6月27日に就任してから9日目で、被災地の県知事らに暴言を吐いて辞任した松本龍復興相。世界…
経済の頭で考えたこと(37) 米国復活遠し「国際政治のビジネス・モデル」が変わる
ガイトナー米財務長官の辞任意思が明らかとなったのは、金融の量的緩和第2弾(QE2)が終了する直前の6月末であった。来年は年初から大統領予備選が開始される。オバマ大統領にとって、経済政策の効果を説明す…

























