国際
|国際関係全般
アジアに芽生えるアメリカ離れ
昨年十一月にマニラで開かれた「東アジア十三カ国首脳協議」は、日本での注目度は低かったが、政治的な意味は意外なほど大きい。そこからは、経済危機を通じて米国一辺倒の危うさを知ったアジア諸国の、静かな米国離…
【インタビュー】アルヴィン・トフラー(未来学者) 世界はいっそう不安定になろうとしている
当代きっての未来学者は「未来はダイナミックで興味深い。だが危険もはらんでいる」と語る。「トレンドを信用しない」というトフラー氏は、いかにして未来を見通すのか。その秘密に迫る。 世界的なベストセラー『未…
ミネルヴァの視線 予防ジャーナリズムを目指して
担当している番組で昨年十一月、国連のコフィ・アナン事務総長にインタビューした。 事務総長は、「頻発する内戦では従来の国家間の紛争に比べて一般市民の犠牲者が多く、戦闘員が市民を戦略的な攻撃目標とするケ…
国際論壇レビュー ミレニアムで問われるグローバリゼーションの行方
二十一世紀が始まるのは厳密にいえば二〇〇一年である。二〇〇〇年で新しいミレニアムが始まるのなら、最初のミレニアムは九九九年しかなかったことになる。だが、このようなことを言ってみても仕方がないようだ。…
国際論壇レビュー ダボス会議で浮かび上がった三つの「シアトル」とは?
先月も書いたが、欧米をはじめ世界中の多くの地域では、今年は新千年紀の最初の年であり、二十一世紀最初の年と認識している。スイスの山中、ダボスで開催された恒例の世界経済フォーラムの年次総会でも、ほとんど…
資源エネルギーの新地政学(36) 市場原理だけでは解決しない地球温暖化問題
一月十八日、世界銀行は二酸化炭素(CO2)をはじめとする地球温暖化ガスの排出権取引の活発化を狙った「炭素基金」の創設を発表した。先進国政府、企業から資金を集め、途上国での温暖化ガスの排出削減プロジェ…
雄弁な数字 60万人
日本人なら誰でも心のどこかで気にしながら、「遠い先のこと」と忘れようとしていたことだった。政府の政策や人々の考え方の変化で変わりもする。しかしそれは、間違いなく二十一世紀の日本の姿を変え、日本人に難…
「政治」の荒波に揉まれるIMF
ドイツ大蔵次官が専務理事有力候補に収斂するまでの紆余曲折[ワシントン発]「後任の人選がこんなに長引くとは思っていませんでした」。二月九日、国際通貨基金(IMF)の専務理事として最後の理事会に出席したミ…
資源エネルギーの新地政学(37) 現実味を増す「新石油危機」に備えよ
資源・エネルギーの需給は、さらに逼迫の度合いを増すだろう。一方でその供給先は、再び中東への集中が進みつつある。新たなリスクが浮かび上がる中、日本はいかなる戦略を再構築すべきなのか。「資源エネルギーの新…
国際的な組織化が進む「反資本主義」過激派
反資本主義、反グローバル化などを掲げ、昨年十二月のシアトルでの世界貿易機関(WTO)閣僚会議を大混乱に陥れた過激派の国際的な組織化が進んでおり、関係各国の治安機関が警戒を強めている。 こうした勢力が…
国際論壇レビュー 中国の「台湾白書」がもたらした衝撃
今年は、世界的に選挙の年だ。アメリカの大統領選挙はいうまでもなく、日本でも総選挙がある。三月下旬にはロシアで大統領選挙が行なわれ、四月には韓国の総選挙もある。それらの選挙の中で、今後の東アジア情勢に…
ポスト朱鎔基は黄菊か李長春か
中国では来春の全国人民代表大会(全人代=国会)に向け、国務院(政府)首脳をめぐる人事抗争が水面下で動き始めた。 目玉は二〇〇二年に任期を迎える朱鎔基首相の後任となる副首相人事だ。黄菊・上海市共産党委…
「エシェロン」極東での盗聴活動の実態
米英主導でその実態が極秘にされてきた、世界的な盗聴ネットワーク「エシェロン」の極東での拠点が明らかになった。日本の治安筋によると、通称「501」と呼ばれる在韓米軍電子盗聴部隊が極東での中核の役割を担…
国際論壇レビュー 逆効果だった中国の「台湾白書」
注目された台湾の総統選挙は、事前に中国による激しい“批判”が繰り広げられたにもかかわらず、独立志向が強い民進党の陳水扁候補が当選した。ただ、中国の陳水扁当選に対する反応は、今のところ静観に終始してお…
饗宴外交の舞台裏(27) 「鬼門の地」エルサレムで政治家ぶりを見せた法王
ローマ法王ヨハネ・パウロ二世が三月二十日から二十六日まで、ヨルダン、イスラエル、パレスチナを歴訪した。法王は二月、預言者モーゼが「十戒」を授かったシナイ山(エジプト)を訪れたのを皮切りに聖地巡礼を行…
























