国内
ブータン・ブームの陰に「成長しなくていい」症候群
昨年11月、ブータン王国のジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王と、10月に結婚したばかりのジェツン・ペマ王妃が国賓として日本を訪れた。日本の着物に似た民族衣装に身を包んだ国王は皇居での歓迎式典や…

深層レポート 日本の政治(227) 立ちはだかる「2つの敵」政界激動は4月
今年の通常国会が1月24日に召集され、与野党の本格的な論戦が始まった。今国会最大の焦点となるのは「社会保障と税の一体改革」だろう。しかし、野田佳彦首相の前に2種類の敵が立ちはだかっている。ひとつは党…

饗宴外交の舞台裏(163) 「最も招待客の多い外国公館」仏大使公邸を切り盛りする若手料理人
2012年の新年が明けて、フランス大使公邸の厨房をあずかる料理長のセバスチャン・マルタン氏(34)には、4カ月ぶりに忙しい日常が戻ってきた。1月6日、新任のクリスチャン・マセ駐日フランス大使が夫人と…

安易な原発再稼働で「10年以内に再び過酷事故」という原子力委試算
このまま日本で原発を再稼働させたら、今後10年以内に、東京電力福島第一原子力発電所と同じような事故がまた起こる――。原子力推進政策の総元締めともいえる政府の原子力委員会(近藤駿介委員長)の小委員会が…

「政治」を再定義するために
震災と原発事故への対応にあけくれた1年であった。2011年は日本にとって、大きな転機となった年として記憶されるであろう。ただし、巨大な不幸にもかかわらず、そこから少しでも前に進もうとする始まりの1年…
「東電解体」はすでに始まっている
東京電力の「一時国有化」が視野に入ってきた。福島第1原子力発電所の事故発生から10カ月が経過。15万人に及ぶ避難住民や風評被害を受けた周辺地域への損害賠償、福島県内の原発10基の廃炉費用、長野や山梨…

米国の戦略変化の中で「普天間問題」を考える
米海兵隊普天間基地の移設問題が膠着している。政府は、辺野古沖埋め立ての手続きを進めているが、沖縄の同意が得られる見通しはない。このままでは普天間基地は固定化する、との懸念の声があがっている。だが、「…

育てるべきは「本物の政治家」か「本物の政党」か――議員の質と選挙制度
昨年11月、民主党の渡部恒三最高顧問や自民党の加藤紘一元幹事長らが中心になって、衆議院選挙における中選挙区制復活を目指し「衆議院選挙制度の抜本改革をめざす議員連盟」を発足させた。報道によると、加藤氏…
深層レポート 日本の政治(226) 勢いを増す「衆院解散」への流れ
消費税増税、米軍普天間飛行場移設、環太平洋経済連携協定(TPP)など、多くの政策課題を中途半端な形で残したまま、野田政権は2012年の年明けを迎えた。加えて、野田佳彦首相にとって前途多難な1年となる…

政権交代による政治の劇的変容、そして2012年へ
野田佳彦内閣が発足してから4カ月が経とうとしている。年明けから通常国会が始まり、2012年度予算と関連法案の審議に入る。いよいよ本格的な与野党の激突である。だが、政権の足取りは、あいかわらず心許ない…

「海の復興」と「水産特区構想」
……この先は、父がプロ修業の師になる。「網を上手に縫うのはもちろん、海から見える山の位置で自分の居場所を知ったり、風や天候を予測したり。覚えることばかり」。小渕浜は後継者が多い浜だという。それが、漁…
国会版「事故調査委」への期待と懸念
東京電力福島原発事故の原因を調べる国会の「事故調査委員会」が12月8日、発足した。事故後、約9カ月たってからの発足は、あまりにも遅いが、それでもマスコミなどの注目度は高い。その理由は、現憲法下では初…

クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 親より貧しい世代
暮から正月にかけ誰しもカネの出入りが増える季節に、また振り込め詐欺が増勢に転じているという。最近のは手が込んでいて、先に電話して風邪を引いて声が変わったと親に知らせる。次に会社のカネを使い込んだと訴…
経済の頭で考えたこと(42) 3.11で「無力」を露呈した日本の統治システム
3.11の東日本大震災は、2011年の師走になっても総括しきれない課題を残したままだ。大津波による災害からの復興と、福島第一原子力発電所の冷温停止および廃炉までの工程表作成の2つについて言えば、中長…

韓国FTA戦略の光と影
日本の環太平洋経済連携協定(TPP)参加議論が起きて以来、韓国の果敢な自由貿易協定(FTA)戦略が注目されるようになった。その特徴は経済・外交両面の得失を冷静に計算して交渉相手を選定し、強いリーダー…
























