国内
深層レポート 日本の政治(230) 「輿石氏解任」という政局の分水嶺
6月21日に会期末を迎える通常国会最終盤での最大の焦点は、言うまでもなく消費税増税を含む一体改革法案を審議する衆院社会保障・税一体改革特別委員会での与野党攻防である。ここが勝負どころと踏んだ自民党は…

クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 私の高速バス体験記
時速90キロの大型ツアー・バスが関越自動車道の遮音壁に突っ込んで死者7人、重体・重傷14人。助かった乗客によると、出発前にシートベルトはどこかと問うと、運転手は「バスの中でシートベルトする人はいない…
「高負担国家」へと突き進む民主党の社会保障政策
民主党が政権を奪取して最も実現したかった事は何だったのだろうか。「脱官僚依存」「コンクリートから人へ」といった政権交代の原動力になったキャッチフレーズは早々に姿を消した。「高速道路無料化」「子ども手…

日米「にらみ合い」でTPPに失速懸念
「私の考えは変わっていません……」4月30日午後、米ワシントン。ホワイトハウスで初めてオバマ大統領と会談した野田佳彦首相は、共同記者会見で歯切れが悪かった。日米首脳会談の中で、日本が環太平洋経済連携協…

プーチン氏の対日「柔道外交」
5月7日にロシア大統領に復帰するプーチン首相は、アジア太平洋外交の強化を公約しており、対日外交を重視するだろう。プーチン氏は選挙戦中の3月1日、朝日新聞など西側メディア幹部との会見で、北方領土問題の…

堕ちゆく世界の迷走(20) 「日本国債バブル」の中で時を刻む財政の爆弾
笛の音で鼠たちを川に誘き寄せて、残らず駆除したハーメルンの笛吹き男を見るような奇観である。財政赤字が深刻さを増す中で、国債へと国内の投資資金が流れ込んでいる。日銀による金融の追加緩和を織り込んでいる…

東電次期会長の使命は「再建」か「管財人」か
4月19日、難航していた東京電力の次期会長人事がようやく決まった。前トヨタ自動車相談役の奥田碩(79)や新日本製鉄名誉会長の今井敬(82)をはじめ元経団連会長クラスの大物財界人の起用を政府は画策した…

「問責決議」で露呈した自民党の四分五裂
野田政権の低空飛行に目を奪われて目立たないが、野党第一党・自民党も迷走している。口では執行部も、ベテランも若手も「早期解散」を叫んでいる。だが本音では奇麗に四分五裂している状態だ。谷垣禎一総裁は、今…

「光明星」落つ 朝鮮半島に迫る核実験危機
北朝鮮は4月13日、金日成(キム・イルソン)主席の誕生100周年を祝い、金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺訓であり金正恩(キム・ジョンウン)時代の幕開けの「祝砲」である「光明星3号」を打ち上げたが…

東北発の景気回復は本当か
「予期することのできない特別の事情により、工期内に日本国内において急激なインフレーション又はデフレーションを生じ、請負代金額が著しく不適当となったときは(中略)請負代金額の変更を請求することができる」…

饗宴外交の舞台裏(166) 2種類の日本酒でもてなされたキャメロン英首相
キャメロン英首相が4月10、11日、来日した。英首相の来日は主要国首脳会議(G8サミット)を除けば2003年のブレア首相以来。日英両国関係の再始動という意味合いがこの訪問にはあった。キャメロン首相は…

Nippon再生のためのサプリメント(6) 震災後フランスから届いたバラ「KIZUNA」の物語
今年2月末、南仏からやってきた新種のバラの苗木が、長野県と静岡県でサーモンピンクの見事な花を開かせた。バラは気候や土質によって、まるで人間のように、花容が変わるという。燦々と輝く南仏の太陽のもとで育…

深層レポート 日本の政治(229) 消費増税政局「衆院解散」までの読み方
消費税増税法案の閣議決定に伴う国民新党の分裂や小沢一郎元代表系議員らの役職辞任などで与党の混乱が続いた。だが、今回の騒動はこれからの政界激震の前座に過ぎない。真打ちは衆議院解散・総選挙をめぐる政局で…

「ミサイル」「最高指導者」北朝鮮、激動の4月
金正日(キム・ジョンイル)総書記が昨年12月に死亡し3月25日で100日が経過したが、金正恩(キム・ジョンウン)後継体制にとってこの4月をどう乗り越えるかが重要な岐路になりそうだ。2月29日の米朝合…

根本が間違っている「外国人介護士」問題
3月28日、36人の外国人「介護福祉士」が誕生した。経済連携協定(EPA)に基づきインドネシアなどから来日している95人が初の国家試験に挑んだ結果である。合格者は今後、日本に永住して仕事を続けること…

























