国内
次代を「考えるヒント」(110) 「個の時代」にこそ「小集団主義」を
ついに20世紀最後の年を迎えた。 年明け以来、さまざまなメディアで、「個の時代」の到来ということが盛んに論じられている。ここ数年間に起きた企業の大型倒産、金融機関の経営破綻、失業率の増加を通じて、多…
インテリジェンス・ナウ シアトルWTOに続いて狙われる沖縄サミット
昨年十二月、米ワシントン州シアトルで開かれた世界貿易機関(WTO)閣僚会議が決裂した。その時、路上を埋めたデモ隊から大歓声が上がったという。「WTO失敗の本当の原因は、バーシェフスキー米通商代表らの…
日本人拘束事件が日朝交渉にもたらす波紋
元日本経済新聞記者・杉嶋岑氏が北朝鮮訪問中にスパイ容疑で身柄を拘束された問題は、拉致問題を始めとする今後の日朝交渉に影響を与えそうだ。杉嶋氏に関しては、「よど号グループ日本人妻の支援者」(外交筋)と…
長銀取引先の債権放棄は“ひとまず延期”
日本長期信用銀行の米リップルウッド・グループへの売却交渉が予定より一カ月遅れで決着し、三月に民営の新生長銀が発足する見通しになった。この長銀売却に絡んで注目されていたのが、同行が主要取引先として深く…
米国には動きが捕捉される日本の情報収集衛星
政府が二〇〇二年末までに打ち上げる情報収集衛星をめぐって思わぬ不安が浮上。衛星の隠密行動がすべて米国に捕捉されるというのだ。 情報収集衛星は北朝鮮のテポドン発射をきっかけに導入が決まり、来年度予算に…
未来史の現場(16) 福岡流通戦争 激烈な競争が流通革新を生む
九州は福岡市――。週末ともなると、「かもめ族」が大挙して押し寄せてくる。長崎方面から特急「かもめ」に乗って、買い物や遊びにやってくる若者たちのことである。「天神一泊格安ツアー」という新聞の折り込み広…
【フォーサイトノンフィクション】 米教育革命が生み出した「型破りな学校」
教育現場の荒廃は日本だけの話ではない。「銃社会」アメリカの場合、学校に対する不安はより切実な問題として存在している。そんな中、「子供たちを安心して通わせられる学校」を目指した、あらたな試みも始まってい…
家電業界が震撼する「エコの時限爆弾」
相次ぐ環境規制への対応が、合従連衡を加速する――「あの悠長な日立が動き出すとは」「業界トップが仕掛けるなら対応を考えなければ」――。九九年十一月中旬から下旬にかけて相次いで表面化した日立製作所とシャー…
政治家の仕事 浅尾慶一郎(民主党参議院議員) 「帰国子女」政治家が目指す「リーグ戦型」社会
昨年八月の「文藝春秋」に、「『北朝鮮兵器』日本企業リスト」という記事が掲載された。日本製品が北朝鮮へ流出し、潜水艦などの部品として使用されている事実を指摘、議員立法による輸出規制法案の制定を目指すと…
マネー市場「神々の乱心」(11) ミレニアムに待ち受ける「市場の審判」
勝ち残れる者、淘汰される者。世界の市場で二極化が進む。インターネット・バブルに崩壊の危険が高まる一方で、IT革命に乗り遅れた企業には、厳しい裁きが待つ時代。景気回復期待が高まる日本の二〇〇〇年を読む鍵…
沖縄普天間問題サミット前の二つの波乱要因
名護市長選の行方と代替施設の建設工法・場所をめぐる論争 沖縄県名護市――。東シナ海を望む市役所の上には今、今年七月の主要国首脳会議(沖縄サミット)参加国を象徴する八本の旗が、鮮やかにはためく。「サミッ…
小渕氏は解散権を使わない二人目の首相となるか
小渕政権は任期満了に限りなく近い時期に総選挙に追い込まれ終わり――。永田町にこんな空気が流れ始めている。小渕恵三首相が通常国会の冒頭解散を否定。一月十九日の自民党大会までに自民、自由両党の合流につい…
共産党の二月選挙躍進におびえる自民党幹部
二月は二〇〇〇年を占う重要な一カ月になりそうだ。というのも、横山ノック知事の辞任に伴う大阪府知事選と京都市長選の投票が二月六日に、自民党の小野寺五典議員が公選法違反で辞職した衆院宮城六区の補選も二月…
側近も見放す小沢氏「オオカミ中年」の悲哀
自由党の小沢一郎党首が自民党大会をボイコットするとの見方が広がっている。与党の党大会には与党党首が顔を揃えるのが慣例で、公明党の神崎武法代表が出席する一方で、小沢氏が欠席すれば亀裂が深まったイメージ…
深層レポート 日本の政治(83) 自らを窮地に追い込んだ小沢氏の賭け
「三、二、一、〇!」。二〇〇〇年一月一日午前零時。首相官邸の官房長官室には、新たな千年紀(ミレニアム)の到来を告げるNHKテレビ「ゆく年くる年」のカウントダウンを合図に、一斉に賀詞を交換する政府、与党…
























