国内
|外交・安全保障
饗宴外交の舞台裏(163) 「最も招待客の多い外国公館」仏大使公邸を切り盛りする若手料理人
2012年の新年が明けて、フランス大使公邸の厨房をあずかる料理長のセバスチャン・マルタン氏(34)には、4カ月ぶりに忙しい日常が戻ってきた。1月6日、新任のクリスチャン・マセ駐日フランス大使が夫人と…

米国の戦略変化の中で「普天間問題」を考える
米海兵隊普天間基地の移設問題が膠着している。政府は、辺野古沖埋め立ての手続きを進めているが、沖縄の同意が得られる見通しはない。このままでは普天間基地は固定化する、との懸念の声があがっている。だが、「…

饗宴外交の舞台裏(162) 「旋風」を巻き起こしたブータン国王夫妻の来日
近年、来日した国賓でブータンのワンチュク国王(31)とジェツン・ペマ王妃(21)ほど注目されたカップルはいないだろう。両国の外交関係樹立25周年という節目で、国王と王妃は1カ月前に結婚したばかり。1…

TPP攻防戦「出来レース」のカラクリ
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への日本の参加問題は、民主党内の賛成派、慎重派のせめぎ合いの末、野田佳彦首相が「交渉参加に向けて関係国との協議に入る」という玉虫色の表明を行なう形で決着をみた。一…

なぜ日本はTPPに参加すべきなのか
TPP(環太平洋経済連携協定)は、①我が国が結んだ経済連携協定が農産物について多数の例外品目を設けているのに対し、ほぼ全品目の関税を撤廃する、②物の貿易のみならず、サービス貿易、政府調達、競争政策、…

饗宴外交の舞台裏(160) 比大統領を迎えた野田首相初めてのもてなし
野田佳彦首相が初めて迎えた外国首脳はフィリピンのベニグノ・アキノ大統領だった。大統領は9月25日から28日まで日本に滞在し、この間、震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市を視察、在日フィリピン人と面会…

饗宴外交の舞台裏(158) 「招宴」で日・タイ関係を支えた大使と公邸料理人
日本の外交は「公邸料理人制度」に支えられているところが小さくない、と私は考えている。大使が料理人を任地に帯同し、その国の要人を日本料理でもてなす。人間関係を作り、感触を探り、情報をとる場として、この…

国際論壇レビュー 「3流の政治」で世界からこぼれ落ちる日本
もういい加減にしてほしい! と怒鳴りたくなるほどだ。この国の政治と政治家たちは、3流どころか、4流、5流だ。6月27日に就任してから9日目で、被災地の県知事らに暴言を吐いて辞任した松本龍復興相。世界…
饗宴外交の舞台裏(157) 被災地でナショナルデーを祝ったフランスの冒険
3.11以後、各国の駐日大使館はナショナルデーのレセプションを控えてきた。その国にとって最大の祝典だが、震災で日本人が苦心惨憺しているとき不謹慎と受け止められかねないとの配慮からだ。例えば英国(4月…

TPP反対論のデタラメを糺す(4) TPPと安全保障の深い連関
TPP(環太平洋経済連携協定)反対論者たちは、TPPは安全保障の役には立たないと主張している。もちろん、TPPは通商協定であり、ストレートに安全保障と結びつくものではない。ただ、本当に安全保障と無関…
復興を超えて(7) 「政治の知性」を再建するための「検証作業」
近代軍事学の「開祖」であるクラウゼヴィッツは、政府、軍、国民を「戦争の三位一体」と称した。すなわち、戦争には、国民の感情、軍のプロフェッショナリズムと政府の政治的知性という3つの側面が融合していると…

クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 中国が空母を持つ時代
ベトナム戦争の時代、私は何度も南シナ海上の米海軍空母を取材しに行った。最後はサイゴン陥落の前日、ボートピープルと共にヘリで米空母ミッドウェーに脱出した。乗組員2000人(くらいだったと思う)、それに…
TPP反対論のデタラメを糺す(2) 労働・医療をめぐる呆れた「珍説」
筆者は、農業政策や通商政策に30年ほど関与してきた。ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉では、スイス・ジュネーブで日本全体を騒然とさせたコメの部分開放、関税化の特例措置に関する歴史的な交渉に直接かかわっ…
復興を超えて(6) 日本に不可欠な「アジア全体のエネルギー安全保障」
東京電力の福島第一原子力発電所事故は、1-3号機の炉心溶融(メルトダウン)という原発事故としては最悪の事態に至り、放射性物質の外部への流出を止められない状況が続いている。さらに菅直人首相は「東海地震…
中国政府も「教育」しきれなかった「酒乱船長」後日談
昨年9月に尖閣諸島周辺で起こった海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突事件。当時、船長は不起訴(起訴猶予)となり凱旋帰国したが、4月に那覇検察審査会は「起訴相当」と議決。一方、船長は5月に香港紙の取材に対…

























