国内
|経済政策・社会保障
ブータン・ブームの陰に「成長しなくていい」症候群
昨年11月、ブータン王国のジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王と、10月に結婚したばかりのジェツン・ペマ王妃が国賓として日本を訪れた。日本の着物に似た民族衣装に身を包んだ国王は皇居での歓迎式典や…

「東電解体」はすでに始まっている
東京電力の「一時国有化」が視野に入ってきた。福島第1原子力発電所の事故発生から10カ月が経過。15万人に及ぶ避難住民や風評被害を受けた周辺地域への損害賠償、福島県内の原発10基の廃炉費用、長野や山梨…

韓国FTA戦略の光と影
日本の環太平洋経済連携協定(TPP)参加議論が起きて以来、韓国の果敢な自由貿易協定(FTA)戦略が注目されるようになった。その特徴は経済・外交両面の得失を冷静に計算して交渉相手を選定し、強いリーダー…
円高進行中に何故か膨らむ「円安リスク」への警戒感
一向に収まらない円高に対して、政府・日銀は円売りドル買い介入を繰り返している。10月31日には、民主党政権になって4度目となる介入を実施。8兆円規模というこれまでにない大型のものだった。昨年9月、今…

TPP攻防戦「出来レース」のカラクリ
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への日本の参加問題は、民主党内の賛成派、慎重派のせめぎ合いの末、野田佳彦首相が「交渉参加に向けて関係国との協議に入る」という玉虫色の表明を行なう形で決着をみた。一…

なぜ日本はTPPに参加すべきなのか
TPP(環太平洋経済連携協定)は、①我が国が結んだ経済連携協定が農産物について多数の例外品目を設けているのに対し、ほぼ全品目の関税を撤廃する、②物の貿易のみならず、サービス貿易、政府調達、競争政策、…

「財界総理」の名が泣く「米倉会長」呆れた妄言録
「日本は経済一流、政治は二流」と言われたのはせいぜいバブル期までのこと。数年来の短命政権の繰り返しで政治は三流以下になり下がったが、経済も大幅なランクダウンを免れなかった。スケールアップしたグローバル…

野田政権が目論む「高所得者増税」の落とし穴
ウォーレン・バフェット氏と言えば、東日本大震災直後に「日本株は買い」と発言するなど、日本でも馴染みの深い米国の著名投資家だ。投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼最高経営責任者(CEO)を務め、世…

【改革派官僚に聞く】現状、野田新政権に期待が持てない理由を、具体的に
不人気に苛まれた前任者のあと、ということもあってか、上々の支持率で船出をした野田新政権だが、内閣発足9日目に経済産業相が辞任に追い込まれるなど、先行きには不透明感が漂う。改革派官僚の古賀茂明氏(経済…

ビジョンなき「東証・大証」統合交渉の不毛
株式市場が氷河期を迎えようとしている。今年3月の東日本大震災直後は、復興期待の外国人買いや機関投資家の損切りの売りで売買が盛り上がり、瞬間的に活況を呈した。その結果、東京証券取引所市場第1部の1日平…

TPP反対論のデタラメを糺す(5・最終回) 黒幕・農協が仕掛けた大キャンペーン
TPP(環太平洋経済連携協定)反対論への批判の最後に、農業を取り上げる。これは私の専門だからというだけではない。TPP反対論者の主張を分析することで、彼らの背後にいる勢力をあぶりだしたいからだ。農業…
「電力が足りない」の挙証責任
電力会社が「供給力が足りない」と主張し、消費者に節電を強いている。その際、電力会社は需給の詳細を明らかにしない。電力不足の挙証責任が誰にあるのか――電力会社も、そして私たち社会の側も、このポイントを…
素人大臣に翻弄される金融庁の非力
中央省庁の審議会と言えば、事務局を務める官庁の担当課の役人がシナリオを作り、大臣などの政治家はそのシナリオに従った挨拶だけして退席する、そんな形が自民党時代を通じて続いてきた。もちろん、そのやり方に…

「本当の原発発電原価」を公表しない経産省・電力業界の「詐術」
この国では、「安定した復興」とは元の黙阿弥のことを指すらしい。政治家たちの錯乱ぶりに隠れて、原発と電力の地域独占は何の検証も経ずに、今まで通りそっくり継続される気配が濃厚である。福島の事故が打ち砕い…

TPP反対論のデタラメを糺す(3) 「地方の公共事業」は米企業に毟り取られる?
今回の内閣人事で菅直人首相が浜田和幸自民党参議院議員を一本釣りし、復興担当の政務官に任命した。これには驚いた。浜田議員は『恐るべきTPPの正体―アメリカの陰謀を暴く』という本を出版し、TPP(環太平…
























