エッセイ・レポート

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書評

237件の記事

戦後志を読む(13) 「世界中の青空を集めた」 『東京オリンピック作戦 支援に参加した自衛隊員の手記』

 一九六四年十月十日、東京の国立競技場で、東京オリンピックの開会式が行われた。 その日、東京の空は、澄み渡った。前夜の雨がウソのようだった。「世界中の青空を集めたような青さです」とNHKの実況アナウン…

船橋洋一  朝日新聞編集委員
2000年1月号
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【今月の2冊】 興行をビジネスにした黒衣たちが綴る内幕手記

「ハイテクや金融の分野と同様に、欧米のライブ・エンタテインメント業界では新規参入と革新が繰り返され、業界地図やビジネスのルールは転変を続けている」(秋山弘志、北谷賢司『エンタテインメント・ビジネス』新…

2000年1月号
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【今月の2冊】 阪神大震災の「意味」を問う「寡黙」なノンフィクション

「いうなれば阪神大震災は『パンドラの箱』だった。(中略)それと同じように、大地震をきっかけに、この国や社会の矛盾、災厄、憎悪、絶望……が一挙に噴き出した。それが阪神大震災の『意味』なのではないだろうか…

2000年1月号
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戦後志を読む(14) 「殺されたくない」 関谷滋・坂元良江編『となりに脱走兵がいた時代』

 戦後、新宿に風月堂という名の音楽喫茶があった。 一九六〇年代半ば、米国の旅行案内で「日本のグリニッチヴィレッジ」などと紹介されたこともあって日米の若者たちが夜遅くまで粘っては、だべっていた。 一九六…

船橋洋一  朝日新聞編集委員
2000年2月号
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【今月の2冊】 『ローマ人の物語』シリーズの贅沢な副読本

「現代から過去を眺め、評価し裁くという態度を、私はとりません。言ってみれば密着取材型で、その時代に生きた人々がどう考えていたかが最重要事になる。(中略)そのためにも、その時代の人々が考えもしなかったこ…

2000年2月号
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【今月の2冊】 天安門事件からたどる中国権力の「人間ドラマ」

「トウ小平はなぜ江沢民を後継者に選び、どのようなプロセスを経て、権力を引き継いだのか。(中略)権力核心について書くことにより、なぜ学生があんな無残な死に方をしなければならなかったのか、彼らの死がこの国…

2000年2月号
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戦後志を読む(15) 冒険とスポーツ 堀江謙一『太平洋ひとりぼっち』

 太平洋を、そんな風にあっけらかんと自分のテーマにし、自分の劇場にしてしまった日本人はそれまでいなかった。 それまでこの大洋は、日本にとって、移民とか、艦隊とか、体制とか、戦争とか、講和とか、同盟とか…

船橋洋一  朝日新聞編集委員
2000年3月号
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【今月の2冊】 20世紀を照射する百年前の世界の考察

「……気付くのは、二十世紀を性格づける要素の萌芽は、十九世紀の末にはことごとく地中に内在しており、決して歴史は脈絡なく突然に変わるものではないということである」(寺島実郎『一九〇〇年への旅』新潮社刊 …

2000年3月号
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【今月の2冊】 アイデンティティに「揺れる」イスラエルの今日の姿

「『ユダヤ』とは結局、『ユダヤ教徒』なのか、『ユダヤ人』ないし『ユダヤ民族』なのかという論争は、イスラエル内外でずっと続いているし、そのことがイスラエル社会やディアスポラのユダヤ人社会のあり様をさまざ…

2000年3月号
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戦後志を読む(16) ダーティ・フロート 細見卓『激動する国際通貨』

 一九七一年、八月十六日午前九時半過ぎ。 大蔵省財務官、細見卓の部屋に、ラジオがあたふたと持ちこまれた。英語の短波放送を聞くためである。「午前一〇時(日本時間)から、ニクソン大統領が経済政策について重…

船橋洋一  朝日新聞編集委員
2000年4月号
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【今月の2冊】 世界の「市場」を動かす男グリーンスパンの思想の分析

「株式市場の投資家たちは長い間失っていたもの、すなわち権力の象徴が欲しいと考えているのである。……『株式投資家たちはグリーンスパンをこの地球を救う最高の候補者としてとらえている』のである」(デービッド…

2000年4月号
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【今月の2冊】 「中国人」として生きた日本人女性の数奇な物語

「どんなことがあっても私が、夫を見捨てるわけにいかないのは、それが中国人として生きてきた私の人生の現実だからである。私は、人生の最終局面を迎えるに当たって、中国でこんな生き方をした日本人もいたという事…

2000年4月号
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戦後志を読む(17) 一国生活主義 石川良孝『オイル外交日記』

 アラビア石油のカフジ原油基地を訪れたのは二十七年ぶりだった。 街路樹が茂って、木陰を供している。あのときは、小さな苗木が一つ一つ鉄の檻のようなものの中に入れられていた。羊に食べられないようにとのこと…

船橋洋一  朝日新聞編集委員
2000年5月号
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【今月の2冊】 ネット革命の本質を描き日本の変革の道を提言

「あえて極論すれば、日本にはいま二種類の経営者群像しか存在しません。(中略)小手先のリストラで逃げ切ろうとする〈日常的権益系〉と、二十一世紀世界に適応し、新たな機会とビジネス・モデルを求める〈創造的破…

2000年5月号
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【今月の2冊】 戦後日本の意識を変えた「CIA秘密工作」の実態

「労働界、学術界、文化、芸能、市民運動に至るまで、米秘密工作の跡をたどった。日本国民の対米観を改善し、『親米』『反共』心理を醸成する心理作戦を展開していたことも分かった。アメリカは日本人の意識改革に成…

2000年5月号
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国民必読!! TPPは本当に国を滅ぼすのか? フォーサイト電子書籍「TPP反対論のデタラメをを糺す」(山下一仁・元農水省GATT室長)
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東京都が尖閣諸島の購入資金を募ったところ、 5日間で7600万円が振り込まれたのだそうです(読売新聞5月2日夕刊)。 振り込…
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