エッセイ・レポート
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国際人のための日本古代史(26) 古来、人はどう裁かれてきたか
常に結論が正しいとは限らないが、それがないと社会が成り立たない。法と裁判をめぐっては、有史以来、数々のドラマが生まれてきた。たとえば、古代における盟神探湯(くかたち)。容疑者に誓約をさせた上で、煮え…

Nippon再生のためのサプリメント(6) 震災後フランスから届いたバラ「KIZUNA」の物語
今年2月末、南仏からやってきた新種のバラの苗木が、長野県と静岡県でサーモンピンクの見事な花を開かせた。バラは気候や土質によって、まるで人間のように、花容が変わるという。燦々と輝く南仏の太陽のもとで育…

クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 西太后時代の再来か
中華文化圏(むろん日本を含む)に暮している限り、人は汚職をway of life として受け入れなければならない。賄賂を出す必要に迫られた場合、つまらぬ良心に相談したりせず、さっさと出さなければなら…
国際人のための日本古代史(25) 「男系天皇」と「女帝」を考える
「男系天皇」や「女性宮家」が、国会で議論されるようになった。個人的には、「女性宮家」を創設する必要は無いと考えるが、「男系こそが天皇の伝統的な姿」と決め付けた上での議論には、違和感を覚える。歴史的事実…
前代未聞の機密漏洩に揺れるバチカン
ドイツ出身のベネディクト16世(本名ヨーゼフ・アロイス・ラッツィンガー)が、世界に11億人の信者を持つカトリック教会の頂点であるローマ法王に選ばれてから4月で7年になる。前任のヨハネ・パウロ2世に比…

饗宴外交の舞台裏(165) “桜外交”を支える造園家の苦労――ポトマック河畔の桜が100周年
米国の首都ワシントンのポトマック河畔の桜が今年100周年を迎えた。1912年、日本から3000本の桜の苗木が寄贈、植樹され、日米友好親善の象徴となってきた。今年は3月末から1カ月間、ポトマック河畔を…

国際人のための日本古代史(24) 「天皇のブランド」を借りた武家の台頭
平清盛は保元の乱(1156)と平治の乱(1159)を制して、武家政権を樹立した。その後、源氏に取って代わられるが、なぜ、平氏と源氏が武士を束ね、12世紀の半ば、台頭したのだろうか。源氏と平氏は平安時…

饗宴外交の舞台裏(164) 米とイランが呉越同舟したジャクソン・ポロック展
現在、東京国立近代美術館でジャクソン・ポロック展(2月10日-5月6日)が開かれている。生誕100年、いまも絵画の世界に多大な影響を与え続けているアメリカン・アートの巨匠だが、世界から集められた作品…

ブックハンティング・クラシックス 「大風車」にペン一本で挑んだ竹山道雄の凄み
竹山道雄氏の『昭和の精神史』については忘れ難いいきさつがある。私はそれを雑誌『心』に連載されていた『十年の後に――あれは何だったのだろう』として読んだ。昭和29年4月に東大(文科Ⅰ類)に入学、井の頭…
クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 美しすぎるミャンマー民主化
初めてビルマ(いまミャンマー)に行ったのは1964年、東京オリンピックの始まる半年ほど前のことだった。それまで私たちの一行6人は、オリンピック発祥の地であるギリシャのオリンピアに日本から日本製の車3…
国際人のための日本古代史(23) 『古事記』の不思議
わが国現存最古の歴史書『古事記』が編纂されたのは、和銅5年(712)のこと。ちょうど今年は、1300年の節目に当たっている。『古事記』は日本人の心の故郷と礼讃され、聖典と崇められてきた。だが、冷静に…
























