エッセイ・レポート
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雄弁な数字 12000人
四月六日の金曜日、広島で今年初めて行なわれた広島―巨人戦を、球場で見た観衆の数だ。注目の上原―阿部バッテリーの初登場なのに、テレビの中継を見ていても「いやにがらがらだな」と判るほど空いていた。去年広…
マーク・キューバンは言い訳をつくらせない
一億円の使い道なら想像がつく。ローンの支払いエトセトラ。しかし一千億円(約十億ドル)となると凡人の手に余る金額となる。 あれこれ悩んだ末、自分の趣味に大枚を投資した四十二歳のビリオネアがダラスにいる…
ベルリン五輪と北京五輪
アメリカに出張すると、必ず朝のニュースショーにチャンネルを合わせる。お気に入りはNBCの「TODAY」。この時間帯の番組で最も視聴率が高いためだろう、俳優政治家など、アメリカの一流どころが毎朝と言っ…
政界に転身したスポーツ・セレブリティ
洋の東西を問わず、スポーツ・セレブリティは、政界転身の誘惑に晒される。アメリカでは、多数派を巡って議会で拮抗する民主・共和両党にとって知名度抜群のスポーツ・セレブは垂涎の的だ。 過去の有名人だとジェ…
イチローの強み
「バットではなく、テニスラケットを持った打者に投げている」 これが、イチローと対戦したときに抱いた感覚だった。といってもチームメイト、機会は多くない。紅白戦でせいぜい年に一度がいいところ。記憶をたどっ…
そして彼らは「戦場」に赴く
テロ事件が発生した時、ロサンゼルスに滞在していた。時間の経過と共に東海岸のメディアは、深刻さが増していった。 スポーツ専門チャンネルのESPNさえ、一時は提携先のABCニュースを流したくらいで、ひと…
さらばヤンキース
ミュージカルの傑作に「くたばれ!ヤンキース」があるが、日本人でさえも、ヤンキースを嫌うのには大して時間はかからない。 ヤンキー・スタジアムに行って御覧なさい。もぎりにはじまって、ポップコーンの売り子…
祝祭日とスポーツ
毎年この時期になると、決まってウディ・アレン監督の「ハンナとその姉妹」が見たくなる。この映画、サンクスギビング・パーティを映画の始まりと終わりに配し、ある家族の一年間の風景をサンドイッチした映画であ…
フローラン・ダバディー氏が語る日本とW杯
「丁髷を結ったトルシエの通訳」と聞けば、誰もがその風貌と語り口を思い出すだろう。フローラン・ダバディー氏、二十七歳。来るべきサッカーW杯でも、監督の言葉を日本語にして伝える役割りを担う。 しかし通訳と…
遊んで暮らそう(3) 目指すは「薀蓄オヤジ」
趣味としてのスキューバダイビングは十年ほど前からだ。織田裕二・原田知世主演の「彼女が水着にきがえたら」という映画を見ただけで、お気楽にも始めたのだ。映画は若いトレジャーハンターと女性ダイバーのラブロ…
愛国者たち
クラシックのCDが売れている。その筆頭は小沢征爾指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサートのCDであるが、先頃来日したサラ・ブライトマンの「クラシックス」もCD店の棚で好位置…
未来史の現場(29) サッカークラブ 新たなる地域の求心力
この十年は失われた十年と言われるが、どっこい、新しく生まれ育ったものもある。地域社会に根を下し、住民たちのエネルギーを吸い上げることに成功しつつある、いくつかのサッカークラブがそれだ。日本のプロスポ…
前回優勝国フランスでW杯はラジオ中継されない?
[パリ発]かつてマクルーハンは六〇年代にラジオを「ホットメディア」と規定した。フランスは、このいささか古いコンセプトを踏襲する見本のような国かもしれない。あれほどおしゃべり好きの国民が、ラジオにはじっ…
【ブックハンティング】 宴のあとは……
サッカーのワールドカップ開催が一カ月余りに迫った。欧州と南米から見れば長らくサッカー不毛の地であったアジアで初の祭典が開催されるのは慶賀すべき歴史的事件である。かつて球蹴り小僧であった小生には隔世の…
メジャーリーグの時限爆弾
石井一久がメジャーリーガーとして初めてマウンドに上がった日、アメリカの放送局HBOでは、人気スポーツキャスターのボブ・コスタスがメジャーリーグ(MLB)のコミッショナー、バド・セリグにインタビューを…
























