国際
|中国・台湾
中国代表監督に就任した「イチローの元監督」
ジョン・マックラーレン氏(60)にとって、「今回のチーム」にはイチロー選手は不要だ。長年、シアトル・マリナーズでベンチコーチや監督(2007-08年、いずれもシーズン途中の就任・辞任)としてイチロー…

台湾総統選観察(6・最終回) 「92年コンセンサス」を選択した台湾社会
1月14日夜、台北市内の国民党本部に併設された馬英九総統候補の選対本部前は、たたきつけるような強い雨に見舞われた。台湾総統選の投開票日の天気予報は朝から雨。しかし、朝8時から午後4時までの投票時間に…

台湾総統選観察(5) 英英対決は「賭けも成立しない混戦」
12月下旬の台湾全土は、連日の冷たい雨に打たれていた。気温は10度を下回り、路上ではコートをはおってマフラーを首にまきつける人々であふれていた。新聞には「寒流来了」(寒気団が来た)の見出しが踊ってい…

国際論壇レビュー オバマ・ドクトリンで動き出す「太平洋国家アメリカ」の行方
これを「オバマ・ドクトリン」と呼ぶことになるのだろうか。アメリカが「太平洋国家」として明確に位置づけられた。ホノルルでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にはじまり、インドネシア・バリ島で…

台湾総統選観察(4) 「オウンゴール」で窮地に追い込まれた馬英九
馬英九が窮地に立たされている。台湾大学、ハーバードで法律を学び、国民党独裁下で超エリートとして育てられ、順風満帆の政治家人生を歩んできた馬英九にとって、あるいは人生最大のピンチかも知れない。過去、馬…

インテリジェンス・ナウ 胡国家主席を揺さぶる中国の情報漏洩事件
中国が発信源とみられるサイバー空間でのスパイ事件が、ほとんど毎日のようにニュースをにぎわしている。日本では一時人間のスパイ、つまり人的情報(HUMINT)の重要性が論議になったが、今やそんな話題はあ…

「両岸三地」の今後を占う香港行政長官選挙
来年2012年には「両岸三地」と総称される中国、台湾、香港で、それぞれの政治指導者が交替する。中国(中華人民共和国)では胡錦濤総書記の後任は習近平でほぼ決定だろう。台湾(中華民国)では現総統で国民党…

「不動産バブル崩壊」で見えてきた中国経済「冷却」の構図
中国の浙江省温州市。小型トランスなどの弱電機器や、靴、鞄、洋服、ボタン、ライターなど特定製品をつくる工場が鎮(日本で言えば町)ごとに固まって立地する世界でも特異的な産業集積地で、しかもそのほとんどが…

経済の頭で考えたこと(41) アラブの春と「イラン」「中国」「イスラエル」
この1年の世界の動きを見渡してみて、2011年という年を特徴づける最大の出来事は何であったのか。ユーロ圏の動揺、サプライチェーン・マネジメントの遮断に直結した3.11東日本大震災とタイの大洪水、米国…

台湾総統選観察(3) 民進党・蔡英文の「成長と限界」
ジャーナリストとして選挙を観察する面白さの1つは、どの国、どのレベルを問わず、1人の人間が成長する、あるいは成長に失敗するプロセスを目撃できることである。成長して勝つ者もいれば、成長したが勝てない者…

クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 怒る文化と謝る文化
鳩山由紀夫氏は総理大臣だったとき「国民のみなさまにお訴え致します」という丁寧過ぎる表現を発明し、頻繁に遣った。あまり繰り返すので、国民はそのうち「お訴え」は普通に「訴え」ているだけなのだと分り、それ…
グローバル・ビジネスの新地政学(9) 国内空洞化「受け皿候補No.1」ベトナムの現在
日本企業のベトナムへの関心が急激に高まっている。理由は単純だ。東日本大震災以降、日本国内は電力不足と電気料金の上昇、急激な円高、復興費用捻出のための増税と、製造業の立地条件が次々と失われ、多くの製造…

台湾総統選観察(2) 台風の目となった「はぐれ狼」宋楚瑜
8月末に訪れた台湾は与野党とも「分裂」問題でざわついていた。野党・民進党サイドでは、前総統・陳水扁の息子、陳致中が高雄市の選挙区からの立法院(国会)選挙出馬を表明した。現在、刑務所にいる陳水扁に対す…

饗宴外交の舞台裏(159) 米中が「庶民食堂パフォーマンス」で散らした火花
米国のバイデン副大統領が8月17日から6日間の日程で中国を訪問し、18日に人民大会堂で歓迎式典が行なわれた。習近平国家副主席が「あなたが国内問題で忙しいのはよく知っています。よくいらっしゃいました」…

ウイグル「7.5事件」がもたらした「民族間の決定的亀裂」
「800番台の後半でした。ずいぶんたくさん、死んだんですねぇ……」――中国・新疆ウイグル自治区の区都ウルムチに住む筆者の友人(漢族)が打ち明けた。いきさつは、こうだ。2009年7月5日夜、友人の家に、…

























