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なぜ台湾に学ばないのか?
1980年代日本の企業は、日の出の勢いで欧米企業に肉薄し、肩を並べ追い越してきた。P.F.ドラッカーは、彼の著書「ドラッカーの遺言」のなかで「隆盛を極めた日本の歴史こそが、20世紀の世界史そのもので…
日米「にらみ合い」でTPPに失速懸念
「私の考えは変わっていません……」4月30日午後、米ワシントン。ホワイトハウスで初めてオバマ大統領と会談した野田佳彦首相は、共同記者会見で歯切れが悪かった。日米首脳会談の中で、日本が環太平洋経済連携協…

プーチン氏の対日「柔道外交」
5月7日にロシア大統領に復帰するプーチン首相は、アジア太平洋外交の強化を公約しており、対日外交を重視するだろう。プーチン氏は選挙戦中の3月1日、朝日新聞など西側メディア幹部との会見で、北方領土問題の…

堕ちゆく世界の迷走(20) 「日本国債バブル」の中で時を刻む財政の爆弾
笛の音で鼠たちを川に誘き寄せて、残らず駆除したハーメルンの笛吹き男を見るような奇観である。財政赤字が深刻さを増す中で、国債へと国内の投資資金が流れ込んでいる。日銀による金融の追加緩和を織り込んでいる…

饗宴外交の舞台裏(166) 2種類の日本酒でもてなされたキャメロン英首相
キャメロン英首相が4月10、11日、来日した。英首相の来日は主要国首脳会議(G8サミット)を除けば2003年のブレア首相以来。日英両国関係の再始動という意味合いがこの訪問にはあった。キャメロン首相は…

Nippon再生のためのサプリメント(6) 震災後フランスから届いたバラ「KIZUNA」の物語
今年2月末、南仏からやってきた新種のバラの苗木が、長野県と静岡県でサーモンピンクの見事な花を開かせた。バラは気候や土質によって、まるで人間のように、花容が変わるという。燦々と輝く南仏の太陽のもとで育…

クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 西太后時代の再来か
中華文化圏(むろん日本を含む)に暮している限り、人は汚職をway of life として受け入れなければならない。賄賂を出す必要に迫られた場合、つまらぬ良心に相談したりせず、さっさと出さなければなら…
堕ちゆく世界の迷走(19) 株価上昇でも止まらない日本の溶融
存在の耐えられない軽さ――。冷戦下、フランスに亡命したチェコ作家が30年近く前に発表した小説のタイトルを、つい思い出してしまう。北朝鮮が着々とミサイル発射実験を準備するなか、お隣の韓国・ソウルでは核…

「国内へのこだわり」で瀬戸際に追い込まれた日本の電機業界
長らく日本の製造業を自動車産業とともに牽引してきた電機業界。1990年代以降、幾たびか危機に直面してきたが、今、パナソニック、ソニー、シャープの大手3社が巨額赤字に転落、まさに瀬戸際に追い込まれてい…

国際論壇レビュー 震災1年後の日本に向けられる世界の視線
あの慟哭の日から1年が過ぎた。死者1万5854人。行方不明者は依然、3143人(警察庁調べ。3月21日現在)。人々はまだ茫然と海を見遣っている。午後2時46分。東日本大震災発生1年後の同時刻にサイレ…
饗宴外交の舞台裏(165) “桜外交”を支える造園家の苦労――ポトマック河畔の桜が100周年
米国の首都ワシントンのポトマック河畔の桜が今年100周年を迎えた。1912年、日本から3000本の桜の苗木が寄贈、植樹され、日米友好親善の象徴となってきた。今年は3月末から1カ月間、ポトマック河畔を…

クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? またケネディ家の子
よく名の知れた政治評論家が2人、ラジオに出て、政局の話をしていた。聞くともなしに聞いていると、どういう脈絡か忘れたが、話は逸れてジョン・F・ケネディ大統領の就任演説になった。「ああいう名演説をしてく…
自動車、家電――外国メーカーの攻勢にさらされる日本市場
最近、地方都市で貸し切りバスに乗って、ふとみると韓国・現代自動車製だったというケースに立て続けに出くわした。国内の大型バスは三菱ふそうや日野自動車など数社の寡占市場で、輸入車があるにしても従来は独ベ…

経済の頭で考えたこと(47) あまりにも危うい国会の郵政論議
私は2006年4月以降、郵政民営化委員会の委員長を務めてきた。この委員会は2005年の「郵政選挙」によって勝利した小泉純一郎首相が郵政民営化関連法を制定し、広く民営化過程の監視のために、法によって位…
原発と司法(上)「もんじゅ」高裁判決の意義と限界
日本の原風景ともいうべき白砂青松の地に、ほとんどの原発は立地している。原発で発生する膨大な熱の大部分は大気と水に放出される。大量の冷却水を供給できて、流量も安定したラインやローヌのような大河は、日本…

























