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高止まり原油価格に「逆オイルショック」の懸念
ペルシャ湾の唯一の出入り口であるホルムズ海峡。湾内のサウジアラビア、イラク、イランなど湾岸諸国には世界の原油埋蔵量の6割があるとされ、ホルムズ海峡を通って出荷される原油も世界の原油生産量の5分の1に…

グローバル・ビジネスの新地政学(10) ミャンマーは第2のベトナムになるか
強権的な軍事政権が中国を後ろ盾に非民主的で鎖国さながらの体制を取ってきたミャンマーが、大転換に踏み切った。軍政が、民主化運動のリーダーで、自ら軟禁状態に置いてきたアウンサンスーチー氏との対話に踏み切…

グローバル・ビジネスの新地政学(8) 危機から復活したカタールのLNGビジネス
東京電力の福島第1原発事故は、幅広い影響を世界のビジネスに与えた。原子炉など原子力産業の先行きに暗雲が広がり、石油、天然ガス、石炭など化石燃料に追い風が吹いていることは言うまでもない。そのなかで注目…

復興を超えて(6) 日本に不可欠な「アジア全体のエネルギー安全保障」
東京電力の福島第一原子力発電所事故は、1-3号機の炉心溶融(メルトダウン)という原発事故としては最悪の事態に至り、放射性物質の外部への流出を止められない状況が続いている。さらに菅直人首相は「東海地震…
堕ちゆく世界の迷走(9) 原発事故の先にある剣呑な国際政治の力学
5月26日からフランスのドービルで開かれた主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)。主催国フランスのサルコジ大統領の肝いりで、原子力サミットとなった。福島第一原子力発電所の事故がきっかけだが、菅直人首…

堕ちゆく世界の迷走(7) 世界を変える日本の複合危機
9.11ではなく3.11。東日本大震災と大津波、次々と襲いかかる原発危機、電力供給不足による企業活動と市民生活への打撃、生産と流通の機能マヒ──。日本を折り重なるように危機が襲っている。日本の危機は…

ロシアが狙う「穀物の戦略商品化」
ロシアによる小麦など穀物輸出の全面禁止が世界に影響を広げている。国連食糧農業機関(FAO)の統計によると、ロシアは米国、カナダ、豪州に続く世界第4位の小麦輸出国で、禁輸が穀物市場に需給逼迫の懸念を与…

「石油の時代」の終わりの始まり
鮮やかな交代劇はない。しかし、電気自動車の普及や、再生可能エネルギー、天然ガス、石炭での技術革新が、「王座」を侵食していくだろう。二十世紀は「石油の世紀」と言われる。十八世紀に始まった産業革命以来、世…
「全方位外交」を展開するトルコの思惑
核問題を抱えるイランとの「蜜月」に注目が集まりがちだが、ターゲットはイスラム世界だけではない。本当の狙いは何なのか。[エルサレム発]「新オスマン主義」。トルコのエルドアン政権が進める最近の外交政策につ…
“アフリカの心臓”ナイジェリアを悩ませる「汚職」と「治安」
[ナイロビ発]今年七月、オバマ米大統領が「ブラックアフリカ」と呼ばれるサハラ砂漠以南のアフリカの初の訪問先として、西アフリカのガーナに足を踏み入れたとき、近隣の地域大国ナイジェリアで持ちきりとなった話…
中央アジアの資源を巡る三つ巴の争奪戦
パイプライン建設を巡るロシアとEUの争いに、中国も参戦。域内諸国は、輸出先の多様化を歓迎しているが……。[モスクワ発]カスピ海沿岸のアゼルバイジャンやカザフスタンなどの中央アジア諸国は、豊富な天然資源…
80時間世界一周(61) 民族モザイク地帯を貫く「新シルクロード」の不安
世界遺産のブハラやサマルカンドで知られるウズベキスタンは、中央アジア観光の拠点。日本人観光客があこがれるシルクロードの結節点であり、首都タシケントからは近隣のカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ト…
インドネシア大統領の座を狙う大富豪とは何者か
[ジャカルタ発]「インドネシアはポストBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の最有力候補だ」。来年夏の大統領選を控え、元インドネシア商工会議所会頭のアブリザル・バクリ国民福祉担当調整相(六一)が…
「次世代エネルギー」の晴れ舞台に登場したピケンズの大見得
乗っ取り屋ブーン・ピケンズが表舞台に戻ってきた。掲げるのは、米国を縦断する風力発電の回廊建設計画。脱・輸入石油依存を叫ぶがちゃっかり自分の儲けも計算に。齢八十にして挑む人生最後の巨大プロジェクト。[フ…
パイプラインで軍隊を“送り込む”ロシアの新手
[モスクワ発]ロシアに新たな軍隊が誕生する。八月一日付でプーチン大統領が署名した法律改正案は、国営天然ガス企業ガスプロムと国営石油パイプライン企業トランスネフチに“独自軍”の創設を認めるものだった。 …
























