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「高負担国家」へと突き進む民主党の社会保障政策
民主党が政権を奪取して最も実現したかった事は何だったのだろうか。「脱官僚依存」「コンクリートから人へ」といった政権交代の原動力になったキャッチフレーズは早々に姿を消した。「高速道路無料化」「子ども手…

社会保障に「乗っ取られる」来年度予算
来年度(2011年度)の予算編成作業が混乱を極めている。7月27日に閣議決定された概算要求基準が、巨大な「社会保障関係費」とその自然増を聖域とする一方、その他の予算を1割削るという前代未聞の編成方針…
クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 意外に狭い米国・ヤジの許容度
初めて会った相手と心安く握手する。腰を下ろすと足を組み、十分も話すか話さないうちに互いにファースト・ネームで呼び合う。ざっくばらん。世の中にアメリカ人ほど無作法で無礼な人種はいないと思っていた。 バ…
厚生労働省告発(10) 組織的犯罪の逃げ切りを許すな
“標準報酬改竄”は年金問題の中でも最も悪質な犯罪だ。その罪を組織的に隠蔽しようとする官僚の“重犯”を見逃してはならない。「一番大事なのは被害者の救済です」 舛添要一厚生労働大臣は、記者会見で厚生年金の…
行き先のない旅(69) 良質かつ柔軟性に富むベルギー「医療事情」
昨年ちょっとした病気で、ベルギーで入院して手術した。ヨーロッパに住んで十七年目。クロアチア、イタリア、ドイツ、ベルギー、フランス、そして客演旅行先のアメリカ、イギリスの全ての国で、夫か私が診察を受け…
経済の頭で考えたこと(7) 「五つの安心プラン」が国民に突き付けた不安
福田康夫首相は、解散で有権者に提示すべき争点をまず頭に描き、内閣改造に踏み出したはずだ。それに先立ち厚生労働大臣に対して「五つの安心プラン」の策定を指示している。(1)高齢者(2)医療サービスの受診…
厚生労働省告発(4) 後期高齢者医療制度の約束された破綻
実にお粗末なシステムを作ったものだ。医療費を圧縮する仕組みはなく、公的医療保険制度の崩壊を早めるだけ……。 四月一日、全国に約千三百万人いる七十五歳以上の高齢者が加入する「後期高齢者医療制度」がスター…
深層レポート 日本の政治(183) 変に「怖い物なし」の福田首相を攻めあぐむ民主の焦り
小泉純一郎元首相や中川秀直元自民党幹事長の後押しで、急に次期首相候補の一人に数えられるようになってきたのが小池百合子元防衛相だ。マスコミへの露出も多く、勢いがあるという点では、同じく有力候補である麻…
年金「税方式」議論と「かこつけ増税」を区別せよ
基礎年金の財源を税金にしては――そんな議論が活発になってきた。制度の改革は必須だが、それにかこつけた本末転倒の増税はごめんだ。 一月二十九日、首相官邸で開かれた政府の「社会保障国民会議」の初会合。冒頭…
厚生労働省告発(2) 年金制度を「この連中」に任せておくな
誰も責任をとらない。誠意をもって年金記録回復にもあたらない。厚生労働省キャリアも社会保険庁職員も……。 昨年十二月十七日、受給権が誰にあるのか分からない年金保険料の納付記録五千万件の持ち主を特定するた…
社会保障費を削減できず詭弁を弄するダメ官庁・厚労省
「国の責任放棄だ」「私らは打ち出の小槌じゃない」。十一月十四日、東京で開かれた健康保険組合連合会(健保連)の全国大会は、「反厚生労働省」の空気に満ちていた。約四千人の参加者を前に、福岡道生会長は「自主…
「コストシフト」で介護改革に挑むドイツの漸進
伸びない保険料、増える要介護者。先進国が等しく直面する介護保険制度の構造問題を解決するため、ドイツが一歩を踏み出した。 ドイツ西部の老人ホーム。社員寮を改造したがらんとした部屋で二人の年老いた男性がベ…
年金保険料「流用禁止」法案の扱いを誤る自民党
「参院選で民主党が第一党になった中、直近の民意を反映した政策を実現していくことで、自民党との政策の違いがクリアに国民に分かるようになる」 自民党総裁選が告示された九月十四日午後、民主党の直嶋正行政調会…
いま、地震保険の「仕組みと意義」を考える
今年、四十年ぶりに地震保険料が改定される。能登半島地震の被害も記憶に新しいいま、保険の仕組みと意義を再認識する必要がある。「この時期に石川県であんな大地震が起きるなんて皮肉としか言いようがない」 能登…
南紀白浜を襲った「介護保険のパラドックス」
全国有数の観光地にして福祉の充実した町に高齢者が流入。その結果生じた思わぬ負担増に、行政も住民も戸惑っている。 和歌山県白浜町。紀伊半島の南部に位置し、南紀白浜とも呼ばれるこの町は、年間の平均気温が十…
























