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「チャベス4選」はどうなる――2012年中南米情勢を占う
新年初頭、日本の各メディアは2012年が「世界的な指導者交代の年」に当たると特集を組み、地域・世界情勢への影響を展望しているが、その中から中南米はまったく抜け落ちた感があった。中南米には地域紛争もな…

国際論壇レビュー 「資本主義と民主主義の和解」「新たな公共部門」
全く対照的な2人の指導者の死をほぼ同時に見て、2011年は終わった。金正日(12月17日死去)とヴァツラフ・ハベル(同18日死去)。一方は全体主義の悪夢の象徴であり、他方はその悪夢との戦いの象徴であ…
世界が動く:2012年各国選挙展望(3) 「歴史的転換点」におけるアメリカの選択
2009年3月、オバマ大統領の歴史的勝利から4カ月後にアメリカ進歩センター(Center for American Progress)は「アメリカにおける政治的イデオロギー状況の現在 2009年: …

国際論壇レビュー オバマ・ドクトリンで動き出す「太平洋国家アメリカ」の行方
これを「オバマ・ドクトリン」と呼ぶことになるのだろうか。アメリカが「太平洋国家」として明確に位置づけられた。ホノルルでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にはじまり、インドネシア・バリ島で…

国際論壇レビュー 深刻化する「中国のサイバー攻撃」とその先にある「新しい戦争」
2017年6月。中国の軍事侵攻の危機にさらされる台湾。米空母戦闘群が防衛に向かった。その時、北米大陸の送電線網に異常が生じ、大停電が起きる。中国国家主席はホットラインで結ばれた米大統領に対し、「さら…
ジョブズの死と「アメリカの秋」
欧州ではユーロ危機がますます深刻化、ユーロ圏17カ国の南北対立の様相を強め、ギリシャはデフォルト(債務不履行)不可避との見方が続いている。米国の失業率は依然9%を超えたまま。9月半ばニューヨーク・ウ…
国際論壇レビュー 9.11から10年――あの日から世界はどう変わったか
9.11テロから10年。ニューヨークは「あの日」と同じように晴れわたった。崩れ落ちた世界貿易センタービルの跡地「グラウンド・ゼロ」。そこで行なわれた犠牲者追悼式典には、オバマ大統領とブッシュ前大統領…

野田首相「3日間のスクリーニング」
民主党の代表に決まったのは、野田佳彦氏だった。第1回投票で1位となった海江田万里氏は、3日間の選挙戦の中で、かねてからの持論であったTPP(環太平洋経済連携協定)推進をひっくり返し、つい先ごろ決めた…

国際論壇レビュー 先進国の政治麻痺と中国の「新世界秩序ビジョン」
欧州ではギリシャに端を発したユーロ通貨圏の債務危機が、中核国のイタリア、スペインへと波及する懸念が広がる。一方、アメリカでは債務上限引き上げをめぐる与野党折衝が難航。超大国のデフォルト(債務不履行)…
国際論壇レビュー 「3流の政治」で世界からこぼれ落ちる日本
もういい加減にしてほしい! と怒鳴りたくなるほどだ。この国の政治と政治家たちは、3流どころか、4流、5流だ。6月27日に就任してから9日目で、被災地の県知事らに暴言を吐いて辞任した松本龍復興相。世界…
TPP反対論のデタラメを糺す(3) 「地方の公共事業」は米企業に毟り取られる?
今回の内閣人事で菅直人首相が浜田和幸自民党参議院議員を一本釣りし、復興担当の政務官に任命した。これには驚いた。浜田議員は『恐るべきTPPの正体―アメリカの陰謀を暴く』という本を出版し、TPP(環太平…
TPP反対論のデタラメを糺す(2) 労働・医療をめぐる呆れた「珍説」
筆者は、農業政策や通商政策に30年ほど関与してきた。ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉では、スイス・ジュネーブで日本全体を騒然とさせたコメの部分開放、関税化の特例措置に関する歴史的な交渉に直接かかわっ…
TPP反対論のデタラメを糺す(1) 抱腹絶倒「TPP反対本」のお粗末
政権浮揚を賭けたという動機はともかく、TPP(環太平洋経済連携協定)に参加することで日本経済を復興しようとしたことは、菅政権の数少ない正しい選択だった。しかし、日本人は奇をてらった本を読むのが好きな…

国際論壇レビュー 世界があきれる日本の「民主主義メルトダウン」
世界中があきれて、ものも言えない。論評にも値しないと思っている。日本の「政局」だ。でも、世界のまっとうな知識人に信頼されている英誌「エコノミスト」だからだろう。ずばり巻頭解説と特集記事で、日本のメデ…

国際論壇レビュー ビンラディン殺害がもたらした「暗くて重たい喜び」
きっと1989年11月、ベルリンの壁を打ち壊した時のドイツの若者たちのような気持ちなのかもしれない――。米東部時間の5月1日深夜、オバマ大統領がウサマ・ビンラディン殺害を発表した後、ホワイトハウス前…
























