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堕ちゆく世界の迷走(17) 「日本だけは別」の時代が終わるとき
バブル崩壊後の日本は株式や不動産価格の長期停滞が続き、デフレに悩まされてきた。その間に財政赤字は膨らみ、政府債務残高は国内総生産(GDP)の2倍を超えた。にもかかわらず、経済が何とか回っていたのは経…

チョコパイと「強盛大国」
北朝鮮で「チョコパイ」が社会問題化している。英紙「デーリー・テレグラフ」(11月24日付)は「北朝鮮の開城工業団地のチョコパイが非公式通貨としての地位を占め、(同工業団地の)生産性に影響を与える要因…

円高進行中に何故か膨らむ「円安リスク」への警戒感
一向に収まらない円高に対して、政府・日銀は円売りドル買い介入を繰り返している。10月31日には、民主党政権になって4度目となる介入を実施。8兆円規模というこれまでにない大型のものだった。昨年9月、今…

「不動産バブル崩壊」で見えてきた中国経済「冷却」の構図
中国の浙江省温州市。小型トランスなどの弱電機器や、靴、鞄、洋服、ボタン、ライターなど特定製品をつくる工場が鎮(日本で言えば町)ごとに固まって立地する世界でも特異的な産業集積地で、しかもそのほとんどが…

グローバル・ビジネスの新地政学(9) 国内空洞化「受け皿候補No.1」ベトナムの現在
日本企業のベトナムへの関心が急激に高まっている。理由は単純だ。東日本大震災以降、日本国内は電力不足と電気料金の上昇、急激な円高、復興費用捻出のための増税と、製造業の立地条件が次々と失われ、多くの製造…

クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 独裁者という物語
これを書いている時点で、リビアのカダフィ大佐は行方が判らない。2、3日前の朝刊には「海辺の町シルテにいるとの情報を、国民評議会側がつかんだ」と書いてあった。シルテはカダフィの生まれた町だそうである。…
モトローラ買収は「勝者グーグル」の終わりの始まりか
検索エンジンで独走する米グーグルが、米通信機器メーカー、モトローラの携帯端末部門を125億ドル(約9700億円)で買収することを決めた。グーグルはスマートフォンのOS(基本ソフト)、「アンドロイド」…

堕ちゆく世界の迷走(11) 鉄道事故だけではない 表出する「中国の歪み」
現地時間7月23日午後8時34分、中国浙江省温州市で発生した高速鉄道の大惨事は、真夏の悪夢というべき出来事だった。当局が生存者の存在を確認するより早く事故処理を図り、事故の検証を避けようとするかのご…

TPP反対論のデタラメを糺す(3) 「地方の公共事業」は米企業に毟り取られる?
今回の内閣人事で菅直人首相が浜田和幸自民党参議院議員を一本釣りし、復興担当の政務官に任命した。これには驚いた。浜田議員は『恐るべきTPPの正体―アメリカの陰謀を暴く』という本を出版し、TPP(環太平…
【ブックハンティング】孤軍奮闘する改革派官僚が見たこと、考えたこと
この本の著者・古賀茂明氏は経済産業省のキャリア官僚だが、自民党内閣から民主党内閣にかけて国家公務員制度改革推進本部の事務局審議官を務めた。財務省を初めとする各省庁が改革を逃れようとする中で、古賀氏は…
復興を超えて(1) 日本は「有機的知的財産輸出モデル」を目指せ
日本経済はどう変わるのか。変わらないところと変わるところがあるだろう。様々なシンクタンクやエコノミスト、証券会社などの日本経済見通しは、震災で本質的に日本経済の成長見通しが変わるわけではないとしてい…
企業責任から逃走する東電
福島第一原発の事故は、住民への損害賠償が日程に上り、水面下でうごめいていた企業責任をめぐる葛藤が、表面化してきた。日本経団連の米倉弘昌会長は事故から1カ月後の4月11日に記者会見して、東京電力に責任…
賛否に揺れる「国際財務報告基準」受け入れの行方
会計の国際基準であるIFRS(国際財務報告基準)への日本の対応が、またしても揺らいでいる。すでに金融庁は、日本企業がIFRSを任意に適用することを認めているが、2015年をメドにすべての株式公開企業…
改革派官僚に聞く(上) やりたい放題の「官の巻き返し」を憂う
経済産業省から国家公務員制度改革推進本部に出向して内閣人事局や国家戦略スタッフ創設の立案などに従事し、鳩山内閣発足後は仙谷由人行政刷新相のもとで大胆な改革案を提議。しかし、2009年12月、仙谷氏に…

「労働市場改革」と「法人税引き下げ」で復活したドイツ経済
ドイツが好景気に沸いている。経済・金融の中心地フランクフルトでは高層ビルの建設ラッシュが続き、消費も盛り上がりを見せている。雇用も増加し、高失業率に喘いでいた5年前がうそのようだ。ユーロ安による輸出…

























