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TPP攻防戦「出来レース」のカラクリ
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への日本の参加問題は、民主党内の賛成派、慎重派のせめぎ合いの末、野田佳彦首相が「交渉参加に向けて関係国との協議に入る」という玉虫色の表明を行なう形で決着をみた。一…

深層レポート 日本の政治(224) 野田政権「安全運転の終わり」と「危機の始まり」
TPP(環太平洋経済連携協定)加盟交渉への参加をめぐる議論が白熱してきた。参加によって日本に一定のメリットがあると判断して、野田佳彦首相は参加に前向きな姿勢を示している。ただ、別の側面からみると、野…

なぜ日本はTPPに参加すべきなのか
TPP(環太平洋経済連携協定)は、①我が国が結んだ経済連携協定が農産物について多数の例外品目を設けているのに対し、ほぼ全品目の関税を撤廃する、②物の貿易のみならず、サービス貿易、政府調達、競争政策、…

TPPで日本が韓国に抜かれる日
米国オバマ政権と韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権の通商当局が、あるシナリオをめぐり水面下で対話を続けている。両者が念頭に置くのは、11月半ばにハワイ・ホノルルで開かれるアジア太平洋経済協力会議(A…

TPP反対論のデタラメを糺す(2) 労働・医療をめぐる呆れた「珍説」
筆者は、農業政策や通商政策に30年ほど関与してきた。ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉では、スイス・ジュネーブで日本全体を騒然とさせたコメの部分開放、関税化の特例措置に関する歴史的な交渉に直接かかわっ…
TPP反対論のデタラメを糺す(1) 抱腹絶倒「TPP反対本」のお粗末
政権浮揚を賭けたという動機はともかく、TPP(環太平洋経済連携協定)に参加することで日本経済を復興しようとしたことは、菅政権の数少ない正しい選択だった。しかし、日本人は奇をてらった本を読むのが好きな…

TPPから始まる東アジアの陣取り競争
TPP、FTA、EPA、APEC……。英字の略語が飛び交う報道は、もういい加減に勘弁してほしい。そう感じている読者は多いのではないだろうか。通商問題の報道は、まるで横文字の専門用語の吹き溜まりのよう…

中東―危機の震源を読む(65) 再開されるイスラエル・パレスチナ和平交渉の最深部
本日9月1日、ワシントンに中東和平の主要当事者が集結する。イスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバース大統領に加え、エジプトのムバーラク大統領、ヨルダンのアブドッラー国王が招待され、それ…

ポスト京都議定書で新興国を抱き込むEUのしたたかな交渉術
二〇一三年以降の温暖化問題に対応するための国際的枠組み(ポスト京都議定書)をにらみ、欧州連合(EU)は日米など先進国との国際交渉に戦略の軸足を移 しつつある。国連気候変動枠組み条約の締約国会議(COP…
米国に広がる「ドーハ・ラウンド手じまい論」
自由貿易の強力な推進者だった米国がおとなしい。政府だけでなく産業界までやる気がないのは、すでに「その先」へと狙いを移したからだ。「サミット」という名前が、いささか大げさに感じられるような奇妙なイベント…
どこへ行った民主党「農政の理念」
選挙活動で民主、自民両党とも、政策は置き去り。相次いで出版された「農政の良書」を片手に、進むべき道を整理してみよう。「組合員にはできるだけ読ませないように」。今年の早春、農協(JA)のヘッド・クオータ…
もはや和平を信じないイスラエル世論の深層
ガザ大規模軍事作戦から間もなく行なわれた総選挙でも強硬派が支持を得た。パレスチナ側との「憎悪の連鎖」は途切れない。[エルサレム発]「和平交渉? 相手がいないじゃないか」。イスラエルでパレスチナ和平の展…
中東―危機の震源を読む(48) オバマにのしかかる中東の「高すぎる期待」
米大統領選挙でのバラク・オバマ上院議員の当選に中東はどう反応しているのか。「市井の声」でいえば、選挙期間中、中東諸国ではアメリカ内政の詳細への知識はほとんどないままオバマに対する期待が圧倒的だった。…
決裂WTOで日本が演じた「ドーハの喜劇」
「極めて残念だ」とコメントした福田康夫首相は、内心ではホッとしているに違いない。七月末、世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)がついに決裂した。決着していれば農産物の輸入自由化が…
膠着するコソボ独立問題に「血の三月」の懸念
[ウィーン発]セルビア・コソボ自治州の最終地位交渉が行き詰まり、コソボ側は一方的な独立宣言も辞さない構えを見せている。バルカン地域全体の不安定化にもつながる微妙な問題だけに、セルビア政府とコソボ自治州…
























