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堕ちゆく世界の迷走(11) 鉄道事故だけではない 表出する「中国の歪み」
現地時間7月23日午後8時34分、中国浙江省温州市で発生した高速鉄道の大惨事は、真夏の悪夢というべき出来事だった。当局が生存者の存在を確認するより早く事故処理を図り、事故の検証を避けようとするかのご…

中国政府も「教育」しきれなかった「酒乱船長」後日談
昨年9月に尖閣諸島周辺で起こった海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突事件。当時、船長は不起訴(起訴猶予)となり凱旋帰国したが、4月に那覇検察審査会は「起訴相当」と議決。一方、船長は5月に香港紙の取材に対…

復興を超えて(4) 中央政治の混乱が促す「地域の自立」
東日本大震災は5月下旬の時点で死者は約1万5000人、行方不明者は約8500人を数え、インフラだけで約25兆円相当の損害をもたらしたと見積もられている。もちろん戦後最大の天災だが、約300万人の戦没…
復興を超えて(3) 民間資金活用で財政負担はもっと減らせる
東日本大震災が日本経済に与えた影響は大きく、今後被災地域復興のためには多くの資金が必要と言われている。政府は第1次補正予算を組んだが、それだけでは当然足りず今後も政府支出の規模は拡大していくことが予…
【短期集中連載】震災復興に見る日本の課題(1) 原発事故が生んだ「住む土地の無い自治体」
5月11日に発生2カ月を迎える東日本大震災。復興の歩みはあまりに遅い。被災規模の巨大さ、課題の複雑・多様さに政府の無策が重なる。しかし大震災が投げかける問題は、原発の安全性やエネルギー問題に留まらず…

「電力会社のあり方」を問い直す
東京電力の福島第一原子力発電所の放射能漏れは底なしの危機の様相を示している。原子炉や使用済み核燃料プールに注水すれば、放射線量の高い汚染された水が垂れ流しになり、汚染水の流出を防ごうとすれば、高い放…

中東―危機の震源を読む(77) カイロからアレクサンドリアへ──革命の政治地理学(革命エジプトのフィールドノート1)
[カイロ-アレクサンドリア発] 3月半ばから4月初めにかけて、カイロを拠点にアレクサンドリアへも足を伸ばして、革命後のエジプト社会を観察している。このエジプトの2つの主要都市でのフィールドノートを、随…

今こそ国のグランドデザインを
東日本大震災から10日余りが過ぎた3月22日、枝野幸男官房長官は記者会見で、震災復興に向けた施策を統括的に担当する「復興庁」の設置に取り組む姿勢を示した。1923年の関東大震災の際に「帝都復興院」を…

原子力安全委員会はどこへいった?
深刻な原発事故の拡大を防ぐべく、「総力戦」が日夜続いている。聞こえてくるのは「作戦は成功」という大本営発表ばかりで、冷静な評価や高度な専門知識に支えられた今後の見通しが示されることはない。その役割を…

日本の財政破綻は如何にして起きるか
金融危機は、政府の財政危機、銀行危機、インフレ危機の3つの形をとる。これはケネス・ロゴフ・ハーバード大学教授の分類法だが、相互排他的ではなく、同時に起こりうるとともに、相互に関連している可能性もある…
中東―危機の震源を読む(71) 中東激動日録 エジプト民主化への道と周辺国への波及
エジプトでの政権崩壊から1週間。この間は触発された反政府抗議行動が中東諸国に広がる過程であった。イエメン、イラン、バーレーン、アルジェリア、リビアなどに、エジプトの革命の過程で用いられた手法やシンボ…
中東―危機の震源を読む(69) エジプト革命日録
エジプトでは、1月25日に最初の大規模デモが勃発してから3週間目に入った。ムバーラク政権は大統領自身を後景に退けさせスレイマーン副大統領を表に立てながら、大統領即時辞任の要求は拒否し、小刻みに譲歩案…

「財務省的思考」で国民の信頼を失う民主党
平成23年度(2011年度)予算案の国会審議が始まる。前年度予算は政権交代でドタバタが続いていたから、民主党政権にとって渾身の予算案と呼べるのは今年度予算からだ。いや、そうなるはずだった。だが、現実…

クオ・ヴァディス きみはどこへいくのか? 記者は何を知らせるか
ミャンマーの総選挙を取材するためタイから国境を越えて入国していたAPF通信の山路徹記者(49歳)が、11月7日にミャンマー当局に身柄を拘束された(9日に解放)。この通信社は、3年前にもミャンマー最大…
タイの政治混乱が意味するもの――解体に向かう「ABCM複合体」
8月23日、タイを訪問した岡田克也外相は、4月の赤シャツ騒動に巻き込まれて日本人カメラマンが斃れた現場に花を手向けた。一連の騒動が収まったとの判断があったからだろう。タクシン元首相を支持する赤シャツ陣…

























