ゲーツ米国防長官の訪中時に中国が新開発したステルス機「殲20」が試験飛行を行ったことが波紋を呼んでいます。
米中の真意はまだ完全には判定できませんが、いくつか確認できている事実を整理してみます。
・中国は、通常なら秘密裏にされる新型兵器なのに、殲20の試験飛行は意識的にショーアップした。民衆が飛行場の周囲につめかけるなど、常識では考えにくい行動を取った。
・ゲーツ氏訪問とのバッティングを中国は回避しなかったわけだが、胡錦濤・国家主席は、試験飛行の具体的情報、重要性などを知らされていなかった可能性が高い。
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