サウジ国営通信は、2011年12月5日、ナーイフ・ビン・アブドゥルアジズ・サウジ皇太子・副首相兼内相がイランのヘイダル・モスレヒ諜報庁長官と会談し2国間関係を協議したと伝えた。サウジアラビアがイランによるGCC諸国の内政への介入を非難するとともに、核開発は地域の安定にとり脅威と警告している時だけに注目される会談である。
同通信は、詳細には触れることなく、ナーイフ・ビン・アブドゥルアジズ・サウジ皇太子・副首相兼内相がイラン政府高官と両国の共通の利益に関わる問題について協議したとだけ伝えている。また、同通信は、モグラン・ビン・アブドゥル・アジズ・サウジ諜報庁長官も会談に参加したことを明らかにしている。
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