大統領貿易促進権限(TPA)法案が米議会での審議で何とか1つのハードルを乗り越えることができた。5月22日、上院本会議はTPA法案に関する票決を行い、賛成62票、反対37票、棄権1の賛成多数で同法案を可決した。前日の21日にミッチ・マコネル共和党上院院内総務(ケンタッキー州選出)が、上院本会議でのTPA法案の討議を打ち切って票決を行うべきだと発議。その動議に民主党からは13名の上院議員が賛成票を投じた結果、賛成62票、反対38票で動議が可決され、上院本会議でのTPA法案可決が視野に入っていた。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン