日露首脳会談「ソチの35分間」に何があったか

名越健郎
執筆者:名越健郎 2016年5月23日
エリア: ロシア 日本
5月6日、ロシア南部ソチで、安倍晋三首相(右)と握手を交わすプーチン大統領 (C)AFP=時事

 安倍晋三首相は5月6日、ロシア南部ソチでプーチン大統領と非公式会談を行った後、「北方領土問題についてアイスブレイク(砕氷)ができた」「新たな発想に基づくアプローチで交渉を進めることで一致した」「突破口を開く手ごたえを得た」などと極めて前向きな発言をした。首相が「突破口への手ごたえ」と言う以上、ロシア側の対応に何らかの変化があったかもしれない。両首脳がさしで話した35分間の会談内容は一切公表されておらず、各種の憶測を呼んでいる。

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執筆者プロフィール
名越健郎 1953年岡山県生れ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社、外信部、バンコク支局、モスクワ支局、ワシントン支局、外信部長を歴任。2011年、同社退社。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学東アジア調査研究センター特任教授。著書に『クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史』(中公新書)、『独裁者たちへ!!―ひと口レジスタンス459』(講談社)、『ジョークで読む国際政治』(新潮新書)、『独裁者プーチン』(文春新書)など。
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