【月】ドイツ脱原発、アルメニア

執筆者:フォーサイト編集部 2016年6月6日

先週末、高杉良さんの「小説・めぐみ園の夏(6)」をアップロードしました。土産にもらった落花生を食べ過ぎて腹痛を起こしためぐみ園の仲間は、盲腸と診断される。その手術の見学を命じられる亮平。そんな仕打ちに、亮平はボクシングで対抗できないかと計画を巡らすのだった。

本日の更新記事は、篠田航一さんの「ドイツ『脱原発』の現在(下)『石炭・褐炭王国』の苦悩」です。原子力発電を減らした分の補てんエネルギーとして台頭してきたのは、再生エネルギーよりも、石炭と褐炭。「脱原発」を成し遂げようとすると、「温暖化」が進んでしまうというジレンマです。

「池内恵の中東通信」では、2本の新エントリ。
「ドイツ議会によるトルコのアルメニア人『虐殺』認定」:背景にあるドイツのリベラル派、保守派の思考を解析。様々な要素が入り組む複雑な問題ですが、西欧諸国による断罪をトルコ国民は納得せず、エルドアンの強権体制には追い風となります。
「サウジのファーリハ新石油相の発言を読む」:2日のOPEC総会でサウジの新任石油相は、イランと対抗するために大幅増産をして石油価格をさらに低下させるという「悪魔のシナリオ」を事実上否定。石油市場への不安感は、とりあえず鎮静化か。

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