【木】シティの機能、南シナ海、出光

執筆者:フォーサイト編集部 2016年7月14日

昨日正午、後藤康浩さんの「出光・昭シェル『合併反対』騒動:経営統合に潜む『可能性』と『リスク』」をアップロードしました。流行にもなっている企業の「経営統合」ですが、重大な落とし穴が。突如反対した創業家にも思惑があるようですが、やはり統合はリスクが大きいのでは――。フォーサイト初登場筆者のレポート、読み応えあります。

本日の更新記事は、田中直毅さんの「経済の頭で考えたこと(83)英国EU離脱で露出した『3つの亀裂』」です。ロンドンの金融街シティの金融商品組成能力は極めて高く、世界中の金融機関がそれを利用しています。しかしそれはシティを取り巻く環境と相まってのもの。英国がEUを離脱してもその機能は維持されるのか? 注視せざるを得ません。

「専門家の部屋」では、「中国・台湾」に「台湾・ASEANから見た『南シナ海』裁決」(野嶋剛さん)の新エントリ。この裁決、実は台湾にとっても極めて重要な意味を持ち、中国と台湾の関係を接近させる可能性があります。そして日本にとっても手放しで喜んではいられません。「沖ノ鳥島問題」があるのです。
 

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