「マクロン圧勝」がフランス政局にもたらすもの

渡邊啓貴
執筆者:渡邊啓貴 2017年5月9日
カテゴリ: 国際 政治 社会
エリア: ヨーロッパ
当選確定後、数千人の支持者の前に現れた、マクロン次期大統領 (c)AFP=時事

 

 2017年5月7日、フランスで行われた大統領選挙の第2回投票では、超党派「前進!」のエマニュエル・マクロン候補が66%を獲得して圧勝した。ヨーロッパ諸国と世界は、安堵の胸をなでおろした。

 極右「国民戦線」(FN)のマリーヌ・ルペン候補が45%を超えるかもしれない、という予測もあった。そんな中、投票日4日前の最後のTV討論会で、ルペンは粗暴で中身のない議論を繰り返して相手を挑発するばかりで、視聴者の嫌気を買ってしまった。

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執筆者プロフィール
渡邊啓貴 東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。1954年生れ。パリ第一大学大学院博士課程修了、パリ高等研究大学院・リヨン高等師範大学校客員教授、シグール研究センター(ジョージ・ワシントン大学)客員研究員、在仏日本大使館広報文化担当公使(2008-10)を経て現在に至る。著書に『ミッテラン時代のフランス』(芦書房)、『フランス現代史』(中公新書)、『ポスト帝国』(駿河台出版社)、『米欧同盟の協調と対立』『ヨーロッパ国際関係史』(ともに有斐閣)『シャルル・ドゴ-ル』(慶應義塾大学出版会)『フランス文化外交戦略に学ぶ』(大修館書店)『現代フランス 「栄光の時代」の終焉 欧州への活路』(岩波書店)など。
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