フランス大統領選「ルペン」はいかに敗れたか

広岡裕児
執筆者:広岡裕児 2017年5月10日
カテゴリ: 国際 政治 社会
エリア: ヨーロッパ
5月1日のルペンの集会は熱気に包まれていたが……(筆者撮影)

 

 エマニュエル・マクロンが大統領に当選した。マリーヌ・ルペンは崖っぷちに立った。

 マクロンの勝利は、25万人の草の根の運動員と自由・平等・博愛(連帯)・ライシテ(非宗教性・諸文化の尊重・反コミュノタリズム)といった「共和国の価値」への危機感に負うところが大きい。とくに後者については、マリーヌ・ルペンは自分こそがその防壁だと主張していたが、国民は「共和国の価値」を歪曲して利用した詭弁にすぎないと否定したのである。

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執筆者プロフィール
広岡裕児 1954年、川崎市生まれ。大阪外国語大学フランス語科卒。パリ第三大学(ソルボンヌ・ヌーベル)留学後、フランス在住。フリージャーナリストおよびシンクタンクの一員として、パリ郊外の自治体プロジェクトをはじめ、さまざまな業務・研究報告・通訳・翻訳に携わる。代表作に『エコノミストには絶対分からないEU危機』(文藝春秋社)、『皇族』(中央公論新社)、『EU騒乱―テロと右傾化の次に来るもの―』(新潮選書)ほか。
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