日本人のフロンティア
日本人のフロンティア(2)

ラバウルの今村均――マッカーサーも感服した武士道

北岡伸一
執筆者:北岡伸一 2017年5月18日
ガダルカナル島の海岸と沈没貨物船 (JICA提供)

 

 昨年11月、南太平洋の3つの島嶼国を訪問した。最初に行ったのはパプア・ニューギニア(ニューギニア島と第2の島であるニューブリテン島)、それからソロモン諸島(ガダルカナル島)、最後にヴァヌアツに行った。このうち、パプア・ニューギニアとソロモン諸島は太平洋戦争の激戦地として知られている。

南太平洋の激戦地

 1941年12月、真珠湾で大きな戦果をあげた日本は、さらに42年1月、ニューブリテン島のラバウルを制圧し、ここに基地を作った。そしてその周辺を固めるため、3月、パプア・ニューギニアの東北部のサラモアとラエに上陸した。

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執筆者プロフィール
北岡伸一 東京大学名誉教授。1948年、奈良県生まれ。東京大学法学部、同大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。立教大学教授、東京大学教授、国連代表部次席代表、国際大学学長等を経て、2015年より国際協力機構(JICA)理事長。著書に『清沢洌―日米関係への洞察』(サントリー学芸賞受賞)、『日米関係のリアリズム』(読売論壇賞受賞)、『自民党―政権党の38年』(吉野作造賞受賞)、『独立自尊―福沢諭吉の挑戦』、『国連の政治力学―日本はどこにいるのか』、『外交的思考』など。
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