「領空侵犯」対処の意義:「メディアの力」が抑止力に

林吉永
執筆者:林吉永 2017年7月28日
エリア: 中国・台湾 日本
F15J戦闘機に乗り込む岸田文雄外相(C)時事

 

 7月14日(金)、河野克俊統合幕僚長は、定例記者会見において「平成29年度1四半期の緊急発進実施状況について」を発表した(2017年7月統幕報道発表資料)。

 その内容は、「緊急発進229回。前年度同四半期比52回減少。対象は、中国101回(全体比約44%、前年度同四半期比98回減少)、ロシア125回(同約55%、47回増加)。空域別には、北・中方面隊(北海道・東北・関東・中部・近畿)は増加、西・南西方面隊(中国・四国・九州・沖縄)は減少。特異飛行は、中国の小型無人機で、他は中国戦闘機、ロシアの情報収集機」であった。

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執筆者プロフィール
林吉永 はやし・よしなが NPO国際地政学研究所理事、軍事史学者。1942年神奈川県生れ。65年防衛大卒、米国空軍大学留学、航空幕僚監部総務課長などを経て、航空自衛隊北部航空警戒管制団司令、第7航空団司令、幹部候補生学校長を歴任、退官後2007年まで防衛研究所戦史部長。日本戦略研究フォーラム常務理事を経て、2011年9月国際地政学研究所を発起設立。政府調査業務の執筆編集、シンポジウムの企画運営、海外研究所との協同セミナーの企画運営などを行っている。
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