「米脱退」で揺れる「ユネスコ」を仏女性「新事務局長」は立て直せるか

国末憲人
執筆者:国末憲人 2017年10月20日
新事務局長に選出されたオードレー・アズレー氏。苦難の道が待っている (C)AFP=時事

 

 パリに本部を置く国際連合教育科学文化機関(UNESCO=ユネスコ)は、世界遺産や無形文化遺産といったプロジェクトを通じて、日本人にもなじみが深い。教育、科学、文化の国際協力を通じて平和や福祉の実現を目指す国連の専門機関で、途上国での教育活動、文化交流や女性の地位向上運動を各地で展開している。

 その組織が大揺れだ。本来なら運営を主導すべき米国が脱退を表明し、イスラエルも続いた。新たな事務局長を決める選挙の最中だったこともあり、普段なら比較的地味な役回りに徹しがちなユネスコは、妙な形で注目を集めることになった。

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執筆者プロフィール
国末憲人 1963年岡山県生まれ。85年大阪大学卒業。87年パリ第2大学新聞研究所を中退し朝日新聞社に入社。パリ支局長、論説委員を経て、現在はGLOBE編集長、青山学院大学仏文科非常勤講師。著書に『自爆テロリストの正体』『サルコジ』『ミシュラン 三つ星と世界戦略』(いずれも新潮社)、『ポピュリズムに蝕まれるフランス』『イラク戦争の深淵』『巨大「実験国家」EUは生き残れるのか?』(いずれも草思社)、『ユネスコ「無形文化遺産」』(平凡社)、『ポピュリズム化する世界』(プレジデント社)など。
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