「テレビ・インタビュー」で見える「金持ち大統領」マクロンの横顔

広岡裕児
執筆者:広岡裕児 2017年10月27日
カテゴリ: 国際 政治
エリア: ヨーロッパ
テレビ番組のロングインタビューに答えるマクロン大統領 (C)AFP=時事

 

 10月15日、日曜日の午後8時というゴールデンタイムに、エマニュエル・マクロン大統領の1時間15分におよぶインタビューが、仏民放テレビ局『TF1』で放送された。

 長時間のインタビュー番組は、フランス大統領の必須アイテムだ。前任のフランソワ・オランドやニコラ・サルコジがはじめて行ったのは就任から2週間後である。ところが、マクロンのインタビューは、就任5カ月目になってようやくであった。
 歴代とは違うこうした姿勢には、人気取りをする必要はない、いや、むしろ政策を進めるにはメディアと(ひょっとすると国民と)距離を取った方がいいというマクロンのスタンスが表れている。

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執筆者プロフィール
広岡裕児 1954年、川崎市生まれ。大阪外国語大学フランス語科卒。パリ第三大学(ソルボンヌ・ヌーベル)留学後、フランス在住。フリージャーナリストおよびシンクタンクの一員として、パリ郊外の自治体プロジェクトをはじめ、さまざまな業務・研究報告・通訳・翻訳に携わる。代表作に『エコノミストには絶対分からないEU危機』(文藝春秋社)、『皇族』(中央公論新社)、『EU騒乱―テロと右傾化の次に来るもの―』(新潮選書)ほか。
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