サイバー大国「イスラエル」から日本は何を学べるか

山田敏弘
昨年6月、サイバー空間の安全保障を話し合う「サイバー・ウィーク会議」が開かれたイスラエル・テルアビブ大学に展示された「サイバーホース」。注意喚起が目的で、ウイルスやマルウェアによる被害を受けたパソコンや携帯端末の部品を集め、「トロイの木馬」を模して作られた (C)EPA=時事

 

 イスラエル諜報機関の工作員が、ロシアの大手セキュリティ企業「カスペルスキー」の内部システムへサイバー攻撃で侵入することに成功したのは、2014年のことだった。

 カスペルスキーは、モスクワを拠点にアンチウイルスなどのセキュリティソフトを販売し、ユーザー数は日本を含む全世界で4億人に達する。もちろん民間のみならず、官公庁などでの利用も少なくない。

この記事は役に立ちましたか?
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
山田敏弘 ジャーナリスト、ノンフィクション作家、翻訳家。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版などを経て、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のフルブライト研究員として国際情勢やサイバー安全保障の研究・取材活動に従事。帰国後の2016年からフリーとして、国際情勢全般、サイバー安全保障、テロリズム、米政治・外交・カルチャーなどについて取材し、連載など多数。テレビやラジオでも解説を行う。訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文芸春秋)など多数ある。
comment:0
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
注目記事ランキング
  • 24時間
  • 1週間
  • f
最新コメント
最新トピック
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順
back to top