「米本土射程」ミサイルで米朝「大変」(5)「テロ支援国」対「老いぼれ気違いのごろつき帝国」

平井久志
執筆者:平井久志 2017年12月4日
ティラーソン国務長官(右)は解任されるのか(左からマクマスター国家安全保障問題担当大統領補佐官、マティス国防長官、ペンス副大統領、トランプ大統領)(C)AFP=時事

 

 ドナルド・トランプ米大統領は、習近平中国国家主席の特使訪朝を「大きな動きだ。何が起きるか」と注目していたが、成果がないことを見極めると、11月20日にホワイトハウスで閣議を開き、北朝鮮を再び「テロ支援国家」に指定することを決めた。

 米政府は1988年1月に、前年の大韓航空機爆破事件を理由にして北朝鮮をテロ支援国家に指定した。その後、北朝鮮が寧辺核施設の冷却塔を爆破したことなどを評価して、ブッシュ政権が2008年10月にテロ支援国の指定を解除したという経緯がある。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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