ヨーロピアン・ラプソディ
ヨーロピアン・ラプソディ(12)

カタルーニャ「独立」を戦う「諧謔」という武器

大野ゆり子
執筆者:大野ゆり子 2018年3月13日
エリア: ヨーロッパ
カタルーニャ州へ向けて、ベルギーからメッセージを送るプチデモン前州首相(『catalannews』HPより)

 

「知事」という仕事は、その土地にいなくても、テクノロジーの発展した現代なら、スカイプやメールを使えば務まる。つまり海外からでも拘留中の刑務所からでも、執務は可能だ――もしこう主張して、県外から県政を行おうとする県知事がいたら、日本ならばマスコミからバッシングを受け、県民からも総スカンを食うだろう。そんな論理は日本だけではなく、世界中のどこであっても支持者の心をつかむことはできないはずだ。だが唯一の例外がある。そう、現在のカタルーニャである。

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執筆者プロフィール
大野ゆり子 エッセイスト。上智大学卒業。独カールスルーエ大学で修士号取得(美術史、ドイツ現代史)。読売新聞記者、新潮社編集者として「フォーサイト」創刊に立ち会ったのち、指揮者大野和士氏と結婚。クロアチア、イタリア、ドイツ、ベルギー、フランスの各国で生活し、現在、ブリュッセルとバルセロナに拠点を置く。
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