【月】新連載「君主号」、ロシア制裁、
   バーレーン「シェール発見」、総裁選、
   阿川さん、書評、飯館村、ドローンロシア

執筆者:フォーサイト編集部 2018年4月9日
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先週金曜日午後から週末にかけ、下記の7本をアップロードしています。

なぜ君主号を考えるか:「はじめに」に代えて(岡本隆司さん):「王」「皇」「帝」「皇太子」「王子」――何気なく読み書きしているこれらの称号ですが、各国の原語が持つ本来の意味ごとの使い分けができているのでしょうか。近代アジア史が専門の筆者が、「君主号」を軸に据えた世界史を俯瞰します。新連載、スタートです!

 

対ロシア制裁「参加」「不参加」欧州それぞれの苦しい事情(花田吉隆さん):元ロシアスパイ襲撃事件がきっかけとなった、欧米諸国のロシア外交官追放。足並みがそろっているようにも見えますが、各国それぞれにさまざまな事情を抱えています。

 

アラブ貧国「バーレーン」が「史上最大のシェール発見」をぶち上げた思惑(岩瀬昇さん):何となく「大風呂敷」を広げただけのような感じもします。果たして実際に開発に名乗りを上げる石油メジャーはいるのかどうか。そして思惑の効果はあるのかどうか。

 

深層レポート 日本の政治(205)世論調査で浮上するか自民党「総裁選前倒し論」:森友問題は再燃するのか下火になるのか。いずれにせよ、今後の世論調査が安倍総理の総裁選3選のカギを握っています。支持率次第では、党内で「総裁選前倒し論」が浮上するかもしれません。

 

やっぱり残るは食欲(6)母の味(阿川佐和子さん):母の味・クリームコロッケは整形するときの硬さの感覚が難しいと阿川さん。90歳になるお母さまに何とか作ってもらおうとするのですが……。

 

Bookworm(16)ティリー・ウォルデン 著 有澤真庭 訳『スピン』評者:鴻巣友季子(翻訳家):コミック界のアカデミー賞「アイズナー賞」の候補にもなったティリー・ウォルデン。スケート競技を題材にしたグラフィック・ノベルは心の中にうつろさを抱えた読者に静かに響く1冊です。

 

「古里で人生を」飯舘村帰還を選択した81歳自治会長の「決断」(寺島英弥さん):飯館村で仮設住宅の自治会長を務めてきた木幡さんは、帰還してもほとんど住民はいないと承知のうえで、やはり自身の人生は古里で締めくくりたいと考えました。その決断の背景には――。

 

今朝の更新情報は、小泉悠さんの好評連載「サイバーウォー・クレムリン」第12回「実は遅れているロシアの『ドローン』戦略」です。現代の戦争に欠かせない存在となったドローンですが、ソ連崩壊後の経済停滞に苦しんだロシアは、その開発に立ち遅れていました。その後、猛烈な追い上げを見せ、今では2000機以上が配備されているという、その実態とは――。

 
 
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