国際テロ組織アル・カエダ系のイスラム過激派グループが、中南米の麻薬組織との連携を求めているとの情報がある。 米沿岸警備隊や米麻薬取締局(DEA)の関係者が語ったところによると、中南米や欧州に潜伏するとみられるイスラム原理主義過激派が、アル・カエダ系のウェブサイトで、コロンビアやメキシコの麻薬カルテルと協力して“対米闘争”を行なう計画を示唆しているという。 DEA当局者によれば、イスラム過激派が求めているのは麻薬組織が所有する半潜水艇の共同利用。メキシコの麻薬カルテルがコロンビアから米国向けにコカインを運ぶのに半潜水艇を使っていることは本誌三月号でも報じた。
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