11月19日ペルー外務省の発表によると、米エール大学長の代理人としてガルシア大統領と会見したセディジョ・エール大学グローバル研究センター所長(メキシコ元大統領)は、同大学がマチュピチュ・コレクションとして保管している出土品をペルーにすべて返還する意向を伝えた。来年2011年7月は、エール大学考古学教授であったハイラム・ビンガムがマチュピチュ遺跡を発見してから100年に当たる。同教授が発掘後アメリカに持ち帰り、同大学の博物館に展示されている土器や金などの装飾品を100周年に合わせ返還するというもので、2012年までに保管する遺産の全てを返還することになる。
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