「専門家の部屋」に6本の新エントリ

執筆者:フォーサイト編集部2010年12月31日

 「専門家の部屋」に、6本の新エントリが入りましたのでご紹介いたします。

 「曲がり角のマイクロファイナンス(上)――SKS上場が巻き起こした議論」(下)――地元州政府が規制法導入」(インド):「貧困解消の有効打」として持ち上げられることが多い、バングラデシュ発祥のマイクロファイナンス。インドでは最大手のSKSが上場を果たしましたが、返済に行き詰った債務者が自殺するなど社会問題となり、当局は規制に動きました。SKSへの評価は「弱者の味方」と「悪徳高利貸」の間で揺れ動いています。
 「中国の『戦略的辺境』」戦略について(上)」「(中)」(中国):中国のこれからの動向をみる上で重要な概念となるであろう「戦略的辺境」について考察します。
 「新START批准はオバマ政権の予想外の金星」(アメリカ):新STARTの批准は、オバマ政権にとっては大きな得点。成功の陰には共和党政権の歴代国務長官やブッシュ(父)元大統領まで巻き込んだ超党派のキャンペーンがありました。アフガニスタン、イランという課題を抱えるオバマ政権にとって、ロシアの協力を担保するという点でも大きな意味があります。
 「今日は2003年4月22日?」(アフリカ):2010年(平成22年)12月31日は、エチオピア暦ではタイトルの日付となります。「アフリカで唯一植民地にならず、独自の暦と文字を持ち、世界最高水準の教会建築がある」エチオピアの歴史と文化に触れます。

 

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