マカオの隆盛を支える中国人客

執筆者:フォーサイト編集部2011年1月26日

 本日の更新記事は、竹田いさみさんの「80時間世界一周(73)息を吹き返したマカオの隆盛」です。旧暦のお正月「春節」を祝う中華圏の人々にとって、今年は2月3日が元日にあたります。そこで多くの富裕層が向かうのが、今や米ラスベガスを抜いて世界最大のカジノ都市になったマカオ。リーマン・ショックを乗り越え、その勢いは止まりませんが、隆盛を支えているのは「中国人の大群」です。記事と直接の関係はありませんが、文中にも登場するマカオのカジノ王、スタンレー・ホー氏一族の資産をめぐる内紛が、昨日から大々的に伝えられています。  「専門家の部屋」では、「インド」に「インドに汚職の種は尽きまじ」の新エントリ。このところ贈収賄など大型の経済事件が相次ぐインド。その背景には様々な事情が。今後「何よりも国際的な外聞を気にする」というインド人の資質が、より良き社会の建設に寄与すれば良いのですが。  

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