「ブランド力」のドイツ経済

執筆者:フォーサイト編集部2011年2月21日

 先週金曜日の深夜に、池内恵さんの緊急寄稿「中東―危機の震源を読む(71)中東激動日録 エジプト民主化への道と周辺国への波及」をアップしました。エジプトを中心に、2月9日から18日までの中東の動向を詳しく分析・解説しています。しかしリビアでは盤石と思われたカダフィ体制が揺らいでいるとも伝えられ、動きは急です。新たな激動日録が必要となりそうな気配です。

 本日の更新記事は、花田吉隆さんの「もはや悪者ではない好調・ドイツ経済の中身」です。今回は、ドイツ経済の強さを、「新興国需要」と「ブランド力」という2つのキーワードで読み解きます。日本経済にも大いに参考になります。
 「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。
 「茶会党運動専門誌『ティーパーティー・レビュー』創刊」(アメリカ):これまでこれといった核を持たなかった茶会党運動に、専門誌が登場。アメーバのような運動に、変化が起きるのでしょうか。
 「日本病とアフリカ問題」(アフリカ):しばらく前に、英誌エコノミストが「日本病」についての記事を掲載しました。かつてアフリカ問題を考えたように、今は日本病について考える時代が来てしまったということなのでしょうか。

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