世界が注視する日本

執筆者:フォーサイト編集部2011年3月17日

 一昨日に更新した記事「未曾有の震災が暴いた未曾有の『原発無責任体制』」について、多くのご意見が寄せられています。

 昨日の編集部ブログで、「今回の事態の背景と構図を知っておくことも無駄ではありません」と書きましたが、付言すれば、フォーサイト編集部は、今回の事態の背景と構図を知っておくことは、読者、国民にとって有益であり、現状を理解することに資すると考えています。上記記事を読みパニックを起こすほど、読者、国民は愚かでしょうか。フォーサイトは今後も、読者、国民にとって有益な情報をお届けすることに全力を注ぎます。

 本日の更新記事は、会田弘継さんの「国際論壇レビュー 世界が注視する『東日本大震災』と『原発事故』」です。海外メディアには日本の災害対策への賛辞もあふれていますが、それだけではありません。原発についても、様々な議論が交わされています。

 「専門家の部屋」では、「インテリジェンス」に「米、約40人と8トンの機材日本に派遣、徹底的に現地情報収集」の新エントリ。今回の原発事故について、米国は日本よりも徹底的な情報収集を進め、より的確な情勢判断をしている可能性があります。エネルギー省長官は、さらに39人の専門家と7.8トンの機材を日本に派遣すると明らかにしました。

 

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