震災復興に見る日本の課題

執筆者:フォーサイト編集部2011年5月9日

 本日の更新記事は、吉野源太郎さんの短期集中連載「震災復興に見る日本の課題」の第1回「原発事故が生んだ『住む土地の無い自治体』」です。先ごろ発表された「工程表」どおりには進みそうもない、被災地の現状を現地取材を元にお届けします。地場の産業から若者の心まで、原発事故は地域を根こそぎにしようとしています。

 「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。

 「原発の賠償論議はなぜ混乱するのか?」(行政ウォッチング):原発の賠償問題には「原子力損害の賠償に関する法律」「国家賠償法」「電気事業法」の3つの法律が関わっており、議論は混沌としています。この事態を解きほぐすためには、正義と公正の原則に立ち返ることが肝要です。

 「印中の民間ビジネス、ようやく本格化へ~自動車、通信などで続々投資案件」(インド):貿易にくらべ歩みが遅かった印中間の直接投資が徐々に本格化し始めています。

 

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