野田政権の「逃走戦略」、エジプトの行方

執筆者:フォーサイト編集部2011年9月29日

 本日の更新記事は、「深層レポート 日本の政治(223)『逃走戦略』で自らの首を絞めた野田政権の1カ月」です。就任以来「安全運転」を続ける野田新政権。今のところ大きなトラブルはありませんが、これがいつまで続くのか。「安全」に見えますが、実際には自分自身の首を絞めているのかもしれません。


 「専門家の部屋」では、「中東」に「エジプトのタンターウィー元帥は大統領候補になるのか?」(池内恵さん)の新エントリ。「速やかに文民に政権を返す」ことを前提条件に、暫定統治体制をリードしてきたエジプトの軍部ですが、6カ月に限るはずだった非常事態法を来年6月まで延長。実質上の国家元首の立場にあるタンターウィー元帥の行動についても、様々な憶測が流れています。

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。