野田首相の饗宴外交、「専門家の部屋」新エントリ3本

執筆者:フォーサイト編集部2011年10月12日

 本日の更新記事は、西川恵さんの「饗宴外交の舞台裏(160)比大統領を迎えた野田首相初めてのもてなし」です。野田首相が初めて迎えた外国首脳は、フィリピンのベニグノ・アキノ大統領。中国が領有権を主張する南沙諸島問題で、同一歩調を取ることへ向け一定の成果をあげました。

「専門家の部屋」では、3本の新エントリ。

有権者層へのアウトリーチ強化を図るロン・ポール」(アメリカ、足立正彦さん):共和党系有権者の間に「ロムニーへの不信」と「ペリーへの失望」が渦巻く中、元祖リバタリアンのロン・ポールが台頭する可能性もあります。

演劇『今日を追悼せん』キャンペーンの真意」(朝鮮半島、平井久志さん):北朝鮮でキャンペーンが繰り広げられている演劇『今日を追悼せん』は、1990年代の「苦難の行軍」を率直に認める内容。演劇を通じて堕落幹部を批判する当局の意図は何なのでしょうか。

『グッチ首相』はデンマークを変えるか」(ヨーロッパ、国末憲人さん):デンマーク初の女性首相となったヘレ・トーニング・シュミット。この10年間で右傾化した国を変えていくことはできるのでしょうか。

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