先週末からエジプトが大荒れとなり、その陰に隠れて報道が少ないが、チュニジアでは着々と民主化への移行が進んでいる。

 11月22日には、10月23日の選挙の結果に基づき、制憲議会が招集された。

http://www.aljazeera.com/news/africa/2011/11/2011112217751533504.html

 先週末から21日月曜日にかけて結ばれた合意に基づき、第1党ナフダ(復興)党(al-Nahda; Ennahda、イスラーム主義、89議席)、第2党「共和国会議党」(Congrès pour la République; CPR、29議席)、第4党「労働と自由のための民主フォーラム」(通名タカットル; al-Takattul; Ettakatl、20議席。当初の集計では3位につけていたが、一部議席の無効が宣言されて紛糾していた「自由・公正・発展のための民衆請願(al-'Arida al-Sha'biya li al-Hurriya wa al-'Adala wa al-Tanmiya)」の26議席に抜かれ、4位になる模様。11月14日発表の最終集計に基づく)の連立政権が成立しようとしている。

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