逆オイルショック、「専門家の部屋」3本

執筆者:フォーサイト編集部2012年1月30日

 本日の更新記事は、新田賢吾さんの「高止まり原油価格に『逆オイルショック』の懸念」です。核開発をめぐる経済制裁に対し、ホルムズ海峡封鎖を声高に主張し始めたイラン。それが現実のものとなれば高止まりしている原油価格はさらに高騰しますが、冷静に見れば、原油需要は伸び悩んでいます。今後もこの傾向は変わらず、逆に価格崩落の可能性があります。

 「専門家の部屋」では、3本の新エントリ。

 「2012インド『二都物語』」(インド、山田剛さん):インド最大の商都ムンバイと発展著しいバンガロールを訪れた山田さん。両都市とも交通インフラの整備が経済成長と人口増に追い付かず、街の機能は飽和状態に近づいています。

 「ロシアの縁故資本主義」(ロシア、名越健郎さん):プーチン政権下で経済的な果実を掴んだプーチン氏の旧友たち。昔からの柔道仲間も大金持ちになっています。その事実がネットで公開され……。逆風は収まるのでしょうか。

 「シロアリ発言と『知事の教育目標設定』」(行政ウォッチング、原英史さん):知事が教育目標を設定することは、なぜ違法なのか。野田総理は違法と考えているようですが、教育と民主主義の関係を、今一度考えるべきです。

 

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