中国自動車市場の急ブレーキ、「専門家の部屋」3本

執筆者:フォーサイト編集部2012年3月2日

 本日の更新記事は、高村悟さんの「中国自動車市場の急ブレーキで何が起きるか」です。今年1月の自動車販売台数は、前年同月比26.4%減。中国の自動車市場に急ブレーキがかかりました。要因はガソリン価格の高騰や、インフラの未整備など。余剰生産力は日本市場に向かう可能性があります。

 「専門家の部屋」では、3本の新エントリ。

 「仏大統領選展望・今度の『左翼』は手強いぞ」(ヨーロッパ、国末憲人さん):原子力に関しては、その是非を国民投票に問う方針を当初から堅持。ブレない姿勢が共感を呼び、「左翼戦線」の候補者・メランションが、仏大統領選で独自の地位を固めつつあります。

 「大統領選前にプーチン批判の暴露本」(ロシア、名越健郎さん):モスクワで活動する女性記者のプーチン批判本が米国で発刊され、欧米で話題になっています。1999年のアパート連続爆破事件や2006年のリトビネンコ暗殺事件とプーチンとの関係は?

 「インド人学生、中国で医師を目指す」(インド、山田剛さん): 印中関係の改善を背景に、中国は2004年からインド人医学生の受け入れを開始し、現在中国の医大・医学部に留学しているインド人学生は4000人以上。インドの医師不足解消に一役買いそうです。

 

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